完了検査に立ち会い、職人さん達が外で待っている間に現場を見て回りました。
エントランスポーチと階段にモルタルが敷かれて平らになっていました。そして職人さんがおそらく最終タッチアップをしているのだと思います。バーナーであぶったり、砥石で削ったりしていました。あぶるのはなんのためなんだろう?早く乾燥させるため?
3階のデッキが完成しています。床面が上がって相対的に腰壁が低くなると、囲われた感じが減り、テラスが少し広くなったように感じられます。手すりの設置はまだ。
テラス用の照明が取り付けられています。
早速作業台として使われているのは3階の中央に置かれる予定の可動キャビネット。側面の引き出しや扉は全てオーク突き板なのですが、天板のみタモ集成材で木目の感じがだいぶ異なるのでじゃっかん違和感があります。オイルを塗れば多少はなじむのでしょうが。
キッチンのシンクが置いてあります。ステンレスの製作物。キッチンカウンターの奥行きに合わせているので、シンクも変わったプロポーションになっています。
以前の月ビルで使用していたエアコンを再利用します。以前は黒い壁面に取り付けていたので、前面のパネルを黒く塗装していたのですが、今度は白い背景に設置されるのでちょっとパンダみたいになってしまいそうで残念な感じです。
キッチン上部の照明器具。ちょっと外部照明のようにも見えます。コロンとしていてなかなか可愛らしい。
今日まで全く輪郭の見えなかった3階のキッチンですが、次々とキャビネットが運び込まれて来ました。家具工事は大半が工場で行われているので進行具合が見えず、急に姿を現したような感じがします。
腰壁の端部に取り付けられたスイッチと調光器。突き板ってこんなに綺麗に貼れるものなのですね。腰壁がソリッドな木の塊のように見えます。
手すりが取り付けられるのを待っています。先日の打合せではコンクリートビスで壁面に取り付けるという話だったのですが、今日見てみるとアンカーを打ってありました。この方が丈夫そうで安心感があります。
子世帯の玄関へ通じる階段と右は親世帯のリビングへ入る扉です。欄間にはアクリルの引き戸が入る予定です。
門柱を裏から見たところ。水やりやワンコの足を洗うのに使う立水栓が門柱の中に仕込まれています。月のマークを裏から照らす照明器具も見えます。
地下の階段とその下の洗面台です。まだビルトインの洗濯乾燥機は設置されていませんでした。天気が悪いと地下はやはり少し薄暗いですね。
3階のフローリングと腰壁の取り合い。端部に細い目地棒が埋め込まれています。何もなしというわけにはいかないのですね。
テラスでは棚板にオスモのオイルペイントを塗っています。棚板は工場で作られてくるのですが、塗装は現場施工なのですね。色味を確認するため?それとも現場で調節する必要のある建具類の塗装をする人と同じ人が塗装を行うことになっているからでしょうか。
2階の子供室前のホールの床に開けられた覗き穴。何とも不思議な感じです。この穴の大きさについて構造設計の方にどのくらいの寸法まで可能なのか相談したのが遠い昔のようで、実現してこのような形になったのを見ると、どこまで自分が想像できていたのか心許ない限りです。
子供室の照明器具。白い壁に白い器具でしっくりとなじんでいます。
キッチンの組み立てが始まりました。手前にあるのは、納品が間に合わないかも知れないと言われていたアメリカ製の換気扇です。間に合って良かった。明後日までにキッチンが完成するというスケジュールもあながち無理ではないように思えてきました。
子世帯寝室のベッドそばの照明器具。アルテミデ。照明デザイナーの窪田さんお勧めの照明器具です。ブルーグレーの壁面にマッチしているように思います。こうなると、スイッチプレートが樹脂製なのがちょっと違和感があります。まだ1歳の息子がベッドに登って、この照明器具を壊すのではないか、今から心配でなりません。
2階、子世帯玄関の収納家具が設置されていました。床のリノリウムも敷かれています。リノリウムは淡いグレーでコンクリートのような色合いです。
収納家具の大半はシナで仕上がっているのですが、天板のみがゴム集成材です。シナのおとなしい木目に対して少し色味が強すぎたかな。素材感とか色味というのはなかなか事前に想像するのが難しいと感じます。ココとココは同じ素材で揃えよう、とルールを決めて作ってもらっても必ずしも調和の取れた組み合わせになるとは限らないのだと思います。
門柱の月のマークの下にあるセパ穴は埋めてもらうことになりました。
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