Thursday, June 14, 2012

3階に上る

仕事をしていたら夕方に田中さんから電話があり、帰りに現場に寄って打合せをしたいとのこと。
7時過ぎに現場に到着し、早速3階まで上らせてもらいました。
コンクリート打設後は配筋検査の時に見たよりも少し広く見えます。
そして西側をみると、昼間はほとんど存在が分からなかった中央自動車道の街路灯がオレンジ色に光って列になっているのが見えてとても綺麗でした。

打合せの内容は、3階の東西にある大きな開口部に取り付ける予定のロールスクリーンの取り付け方法です。メーカーの方と打合せをした結果、より安全で簡便な方法を提案されたとのことで、西側に関しては、これまでスクリーンを引き上げる形だったのを上から下へ引き下ろす形式に変更しました。
見栄えとしてはちょっぴり悪くなるかも知れないのですが西側の立面はほとんど見られることが無いと思うので問題なし。
東側に関してはもともと引き上げる形式で多少幅と引き上げの頂点の位置を調節して煽られても安定するように変更しました。多少シンメトリーが崩れるのですが、もともとテラスには一方にカウンターがあるし、問題なし。

ちょっと痛いのがテラスの腰壁部分のコンクリート型枠の割付を大工さんが間違えてしまい、今からでは修正が効かないということ。渡辺さんによると目地の部分はモルタルをしごいて消すことが出来るらしいのですが...
以前もコンクリート打ち放しの場合、後からPコンや型枠の目地を消すこと、或いは反対に付けることは出来ますという話しがあったのですが、その時にも感じたなんとも言えない居心地の悪さを思い出しました。
「コンクリート打ち放し仕上げ」という仕上げとも作りっぱなしとも言えない両義的な「仕上げ」だからこのような不可思議なことになるのだと思います。

帰り際に木製サッシの塗装サンプルと屋根、壁上端部に使用する板金のサンプルを受け取りました。昼間の光の元で見て最終決定することになりました。


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