Friday, December 30, 2011
からっぽになりました
引越の作業も終わり、空っぽに。電気も明日切れるのでこのような状態も見納め。
がらんどうになると広い。なかなかキレイな空間じゃないか。
家族が増えたりしてちょっと物が増えすぎたのを許容できなかったんだなぁ。
Thursday, December 29, 2011
Wednesday, April 20, 2011
なんと!もう一案
4月20日
朝、出かける準備をしているとT先輩から電話がかかってくる。なんと、もう一案考えてみたので見てみて欲しいとのこと。ひゃー、まったく驚かされる。後でメールするので見ておいてと言われて、明日の夕方に急遽打合せをすることになる。
どんな案が送られてくるのかどきどきする。
夕方の4時頃仕事場のパソコンにメールが届く。早速見てみると、ちょっと意外な感じ。エレベーターの位置が変わって、ファサードの真ん中に配置されている。そして階段の関係が少し変わり、それに伴い、僕たちの寝室が西側、子供たちの寝室が東側になっている。また3階の東側が今まで斜めに切られていたのに直角になっている。エレベーターが中央に移動したことで、地下の母と父の書斎が少し離れるように配置できている。
また、西側に計画されていた開口部周りの出っ張りがなくなってストンと終わっている。これはコストカットのためだろうか?
よくよく眺めてみないと何が改善されて変更されているのかが把握できない。
朝、出かける準備をしているとT先輩から電話がかかってくる。なんと、もう一案考えてみたので見てみて欲しいとのこと。ひゃー、まったく驚かされる。後でメールするので見ておいてと言われて、明日の夕方に急遽打合せをすることになる。
どんな案が送られてくるのかどきどきする。
夕方の4時頃仕事場のパソコンにメールが届く。早速見てみると、ちょっと意外な感じ。エレベーターの位置が変わって、ファサードの真ん中に配置されている。そして階段の関係が少し変わり、それに伴い、僕たちの寝室が西側、子供たちの寝室が東側になっている。また3階の東側が今まで斜めに切られていたのに直角になっている。エレベーターが中央に移動したことで、地下の母と父の書斎が少し離れるように配置できている。
また、西側に計画されていた開口部周りの出っ張りがなくなってストンと終わっている。これはコストカットのためだろうか?
よくよく眺めてみないと何が改善されて変更されているのかが把握できない。
構造打合せ@openvision
4月14日
4時から構造の打合せということなので、その前に3時からT先輩と打合せ。大学からopenvisionへ向かう。
行くとすでにセイキという網戸メーカー(?)の営業の人が来ていて、ハニカムサーモという断熱効果のあるブラインドのようなスクリーンのようなもののサンプルを見せながら説明をしてくれる。T先輩が今考えているヴェルックスというメーカーの木製サッシの障子に取り付けられるかどうかを訊ねる。障子からガラスまでの見込みが50ミリ程度必要らしく、T先輩もヴェルックスのカタログを見て確認している。
傾斜面に付けるトップライト用のハニカムサーモは縁が太くて少し見苦しい。開いたときに縁があまり目立たないタイプは垂直面用で傾斜面には使えないらしい。下に引いて溜めて、上に引き上げて閉めるタイプは、頂点が中心にないとバランスよく引き上げることができないので半円形や二等辺三角形のような形でないとだめらしい。しまったときにすっきりと見えるようにしたいので、その場合天井に彫り込みを付けてそこに収まるようにしなくてはならないとのこと。天井懐がないので、結構難しそう。
セイキの営業の方が帰ってT先輩と少し話していたら構造家のSさんと担当のKさんがやってくる。Kさんは初対面なので名刺を交換する。構造打合せはかなり時間がかかる。
三階の屋根に関しては、間口方向に耐震要素がないので木造ラーメンとして金物を使用する方法がまず思いつくけれどもこれはコストアップになってしまうらしい。T先輩もあんまり無理してまでそのような架構方法にするのは消極的なのであまりなさそうな選択肢になる。120ミリ角の角材を並べて屋根を作るという方針は変更無しなので、木造ラーメンにする場合、小口同士をボルトと接着剤を併用して剛接合にして、そのような部材を何カ所か入れるという形でラーメンになるらしい。
木造ラーメンにしない場合はスチールの方立てをブレースとして使用することができないだろうか、とT先輩が提案する。その手もありそうだとの反応。或いは全て木造として構造用合板で数カ所に袖壁をつけるという方法もあるとSさんが提案する。平面図の構造壁を入れられそうな箇所にペンで色を付けていく。何となく、すっきりと長手方向に抜けている空間が途切れてしまうような気がして僕は今ひとつだなと感じる。
一階のスラブと二階のスラブの間に間口方向の構造壁が足りないことも判明する。エレベーターシャフトが吹き抜け、階段の部分も吹き抜けになってしまうのでスラブからスラブまでの力がうまく伝わらないのでエレベーター周りの壁が構造としてあまり計算に入れられないのだそうだ。そこでエレベーターシャフトの東側、アプローチ部分にスラブをくっつけてテーブルとするのはどうかという話になる。また、階段の段数を何とか詰めて階段側にも少しスラブをくっつけられないかを検討する。何とも厳しいせめぎ合いだ。
二階の浴室と階段の間の壁も120ミリで取っていたのだが180ミリは必要ということで、ここも寸法的になかなかタイトに詰まってきた。
地下のドライエリアに関しては本体の構造と一体化していることを条件に平均地盤面の算定に算入しなくてもよいという条件があるので、ここも構造との打合せが必要になる。構造設計の人は意匠設計の人よりも施工に近いのか、敷地境界線から地下を掘る場合にどの程度の距離を取っておく必要があるかなども判断してくれる。掘る深さから土留め壁に必要なH鋼の寸法を推測して、実際にどの程度の距離が必要なのかを計算するのだが、おおよそ500ミリくらいは欲しいという結論になる。
地盤調査に関しても進展がある。解体、着工のスケジュールを鑑みてどの辺で地盤調査を行うかを話し合う。ボーリングは解体後じゃないとできない。Sさんがすぐにボーリング試験に必要な機材がどのくらいの広さを必要とするか地盤調査会社に問い合わせる。
解体の時点ではすでに確認申請を済ませて工事契約をしていることになるので、地盤が予想よりも悪かった場合、確認申請をもう一度やり直さなくてはならない。予想していたよりも地盤がよかった場合は変更申請で済むとのこと。とにかく現時点では周辺データで推測して設計するしかないのだが、SS+ハンドオーガーという試験ならば小さなスペースでも可能なので、まずはそれを基本設計終了時点でやってみることにする。これで問題なしという結果が出た場合は、もうボーリング調査はしない。怪しいという結果が出た場合、ハンドオーガーでサンプルを採取しておいて土質試験を行う。それでも不明な場合は解体後にボーリング調査を行うという流れになる。
構造のSさんとKさんが帰って行った後、T先輩と二人でさらにしばらく打合せをする。まずは地下のプランについて。母が父と書斎をできる限り分けたいと考えているので、そのことを相談するが、取り敢えず扉を付けるだけなら後からでもできるので今のままのプランで行こうという話になる。寝室に関しては二人のベッドの間の壁を1800ミリ程度にし、足下に本棚を置くことで廊下からの視界を遮るようにする。
三階の南側の開口部に関しては、法規上の解釈がかなり曖昧であるという説明をT先輩がしてくれて、0.5平米以下ならば概ねOKだろうということ。0.5平米というと700ミリ四方くらいなので十分大きいのではないだろうか。模型ではスタディのために上下二段で三列、計六つの開口部が南側に付いているが、ヴェルックスの窓は一つ12万円くらいするらしく、ちょっと贅沢すぎるかな、と感じる。模型を覗き込みながらいろいろと迷った挙げ句、最初にT先輩が計画していたように2×2の4つの窓が付く形式が一番適当であるような気になる。
打合せの最後の方は集中力が途切れてしまって、なかなか考えがまとまらない。そしてそれに追い打ちを掛けるように、ずっとBGMとして流れているJ-WAVEのラジオ番組が早口言葉コンテストのようなことをやっていて、気が散ってしょうが無い。もう限界だなと感じた8時に打合せ終了。帰路につく。
夕食を食べてしばらくしたら、T先輩から今日の打合せを反映させて手直しした図面が送られてくる。まったく頭が下がる。仕事が早いし集中力が桁違いだなとつくづく思う。自分もだんだん仕事のペースを取り戻して、このくらい仕事のできる人間になれたらと思う。
4時から構造の打合せということなので、その前に3時からT先輩と打合せ。大学からopenvisionへ向かう。
行くとすでにセイキという網戸メーカー(?)の営業の人が来ていて、ハニカムサーモという断熱効果のあるブラインドのようなスクリーンのようなもののサンプルを見せながら説明をしてくれる。T先輩が今考えているヴェルックスというメーカーの木製サッシの障子に取り付けられるかどうかを訊ねる。障子からガラスまでの見込みが50ミリ程度必要らしく、T先輩もヴェルックスのカタログを見て確認している。
傾斜面に付けるトップライト用のハニカムサーモは縁が太くて少し見苦しい。開いたときに縁があまり目立たないタイプは垂直面用で傾斜面には使えないらしい。下に引いて溜めて、上に引き上げて閉めるタイプは、頂点が中心にないとバランスよく引き上げることができないので半円形や二等辺三角形のような形でないとだめらしい。しまったときにすっきりと見えるようにしたいので、その場合天井に彫り込みを付けてそこに収まるようにしなくてはならないとのこと。天井懐がないので、結構難しそう。
セイキの営業の方が帰ってT先輩と少し話していたら構造家のSさんと担当のKさんがやってくる。Kさんは初対面なので名刺を交換する。構造打合せはかなり時間がかかる。
三階の屋根に関しては、間口方向に耐震要素がないので木造ラーメンとして金物を使用する方法がまず思いつくけれどもこれはコストアップになってしまうらしい。T先輩もあんまり無理してまでそのような架構方法にするのは消極的なのであまりなさそうな選択肢になる。120ミリ角の角材を並べて屋根を作るという方針は変更無しなので、木造ラーメンにする場合、小口同士をボルトと接着剤を併用して剛接合にして、そのような部材を何カ所か入れるという形でラーメンになるらしい。
木造ラーメンにしない場合はスチールの方立てをブレースとして使用することができないだろうか、とT先輩が提案する。その手もありそうだとの反応。或いは全て木造として構造用合板で数カ所に袖壁をつけるという方法もあるとSさんが提案する。平面図の構造壁を入れられそうな箇所にペンで色を付けていく。何となく、すっきりと長手方向に抜けている空間が途切れてしまうような気がして僕は今ひとつだなと感じる。
一階のスラブと二階のスラブの間に間口方向の構造壁が足りないことも判明する。エレベーターシャフトが吹き抜け、階段の部分も吹き抜けになってしまうのでスラブからスラブまでの力がうまく伝わらないのでエレベーター周りの壁が構造としてあまり計算に入れられないのだそうだ。そこでエレベーターシャフトの東側、アプローチ部分にスラブをくっつけてテーブルとするのはどうかという話になる。また、階段の段数を何とか詰めて階段側にも少しスラブをくっつけられないかを検討する。何とも厳しいせめぎ合いだ。
二階の浴室と階段の間の壁も120ミリで取っていたのだが180ミリは必要ということで、ここも寸法的になかなかタイトに詰まってきた。
地下のドライエリアに関しては本体の構造と一体化していることを条件に平均地盤面の算定に算入しなくてもよいという条件があるので、ここも構造との打合せが必要になる。構造設計の人は意匠設計の人よりも施工に近いのか、敷地境界線から地下を掘る場合にどの程度の距離を取っておく必要があるかなども判断してくれる。掘る深さから土留め壁に必要なH鋼の寸法を推測して、実際にどの程度の距離が必要なのかを計算するのだが、おおよそ500ミリくらいは欲しいという結論になる。
地盤調査に関しても進展がある。解体、着工のスケジュールを鑑みてどの辺で地盤調査を行うかを話し合う。ボーリングは解体後じゃないとできない。Sさんがすぐにボーリング試験に必要な機材がどのくらいの広さを必要とするか地盤調査会社に問い合わせる。
解体の時点ではすでに確認申請を済ませて工事契約をしていることになるので、地盤が予想よりも悪かった場合、確認申請をもう一度やり直さなくてはならない。予想していたよりも地盤がよかった場合は変更申請で済むとのこと。とにかく現時点では周辺データで推測して設計するしかないのだが、SS+ハンドオーガーという試験ならば小さなスペースでも可能なので、まずはそれを基本設計終了時点でやってみることにする。これで問題なしという結果が出た場合は、もうボーリング調査はしない。怪しいという結果が出た場合、ハンドオーガーでサンプルを採取しておいて土質試験を行う。それでも不明な場合は解体後にボーリング調査を行うという流れになる。
構造のSさんとKさんが帰って行った後、T先輩と二人でさらにしばらく打合せをする。まずは地下のプランについて。母が父と書斎をできる限り分けたいと考えているので、そのことを相談するが、取り敢えず扉を付けるだけなら後からでもできるので今のままのプランで行こうという話になる。寝室に関しては二人のベッドの間の壁を1800ミリ程度にし、足下に本棚を置くことで廊下からの視界を遮るようにする。
三階の南側の開口部に関しては、法規上の解釈がかなり曖昧であるという説明をT先輩がしてくれて、0.5平米以下ならば概ねOKだろうということ。0.5平米というと700ミリ四方くらいなので十分大きいのではないだろうか。模型ではスタディのために上下二段で三列、計六つの開口部が南側に付いているが、ヴェルックスの窓は一つ12万円くらいするらしく、ちょっと贅沢すぎるかな、と感じる。模型を覗き込みながらいろいろと迷った挙げ句、最初にT先輩が計画していたように2×2の4つの窓が付く形式が一番適当であるような気になる。
打合せの最後の方は集中力が途切れてしまって、なかなか考えがまとまらない。そしてそれに追い打ちを掛けるように、ずっとBGMとして流れているJ-WAVEのラジオ番組が早口言葉コンテストのようなことをやっていて、気が散ってしょうが無い。もう限界だなと感じた8時に打合せ終了。帰路につく。
夕食を食べてしばらくしたら、T先輩から今日の打合せを反映させて手直しした図面が送られてくる。まったく頭が下がる。仕事が早いし集中力が桁違いだなとつくづく思う。自分もだんだん仕事のペースを取り戻して、このくらい仕事のできる人間になれたらと思う。
Tuesday, April 19, 2011
個室問題再燃
4月6日
新しくなったプランを印刷して父と母に説明しに行く。予想通り今回の大きな変更点に関してはなんの異論もない。父が3階の天井が低くなって圧迫感があるのではないかと心配していたが、寸法を見る限りそんなに低くはないから大丈夫と説明する。
子供部屋の二段ベッドにするかベッドを平置きにするかという問題は、とにかく二段ベッドで作っておいてどうしても床で寝たいならば布団を引きずり下ろして寝ればよいという無理矢理な解決にすることにした。
母がここまできても拘泥しているのが、父と母の書斎の空間を完全に分けてしまいたいという点だ。寝室と書斎をセットにして、家の東側と西側に分けてしまうことはできないだろうかと言う。そこまで個室だらけの家になってしまってよいのだろうか、という疑問を呈したり、母は書斎に荷物を置いてノートブックなどを使って専ら一階のダイニングで仕事をするのはどうかと使い方による解決を提案してみる。また道路側に寝室を持ってくるのは、騒音や振動があるからあまり望ましくないのでは、ということも話してみる。
母はそれでももう一つ納得していない様子だったが、押し切ってしまう。とにかく父と同じ空間にいるのが耐えられないのらしい。建築の作り方の問題ではないような気もするが。
新しくなったプランを印刷して父と母に説明しに行く。予想通り今回の大きな変更点に関してはなんの異論もない。父が3階の天井が低くなって圧迫感があるのではないかと心配していたが、寸法を見る限りそんなに低くはないから大丈夫と説明する。
子供部屋の二段ベッドにするかベッドを平置きにするかという問題は、とにかく二段ベッドで作っておいてどうしても床で寝たいならば布団を引きずり下ろして寝ればよいという無理矢理な解決にすることにした。
母がここまできても拘泥しているのが、父と母の書斎の空間を完全に分けてしまいたいという点だ。寝室と書斎をセットにして、家の東側と西側に分けてしまうことはできないだろうかと言う。そこまで個室だらけの家になってしまってよいのだろうか、という疑問を呈したり、母は書斎に荷物を置いてノートブックなどを使って専ら一階のダイニングで仕事をするのはどうかと使い方による解決を提案してみる。また道路側に寝室を持ってくるのは、騒音や振動があるからあまり望ましくないのでは、ということも話してみる。
母はそれでももう一つ納得していない様子だったが、押し切ってしまう。とにかく父と同じ空間にいるのが耐えられないのらしい。建築の作り方の問題ではないような気もするが。
10メートル以下に!
4月4日
T先輩から電話があり、断面とプランを整理したので見てみて欲しいとのこと。メールに図面を添付して送って頂く。なんと、断面を調整して攻めて攻めて、ぎりぎりのところで最高高さが10メートルを切ることが可能になったというのだ。そして、その結果中高層建物ではなくなるので日影斜線の規制を受けなくてよくなるという。従って3階の東側のテラスに面する開口面を北東向きではなく南東向きに切ることが可能になり、プランもそのように変更されている。そして、ギャンブレル屋根から、台形の歪んだような形に変わっている。
いやはや、とうてい10メートルを切ることは無理だろうと考えていたのと、せっかく高度斜線が緩くなって高さ方向は贅沢に作れるのがメリットだろうと思っていたので、すぐには納得できない。階高を下げることによって何かデメリットがあるのではないだろうかとあら探しをしてしまう。しかし、特に問題が見つからない。なんだか狐につままれたような気分だ。今までのプランのよいところはどこもスポイルされていない。敢えてあげるとすれば地下階が前の案よりも少し地中深くなっていて地上に出る量が減ったということくらいだろうか。それもほんの2,300ミリ。
電話を切ってから妻にプランを見せて、こんな形になったよと説明する。
T先輩への返事
3階プランの変更はかなりおどろきましたよ!
早速、妻には説明したのですが、 ぼくも妻も新しい案についてとても好印象です。
ぼくは、どうしてこんな解決方法が編み出せたのか、 どこかにしわ寄せが行っているのではないのか、
とちょっと疑心暗鬼になってしまいました。
3階は間違いなく以前よりも快適になっているのでは、 と思います。
南側の開口部に関しては、2×2で配置するのがよいのか、
或いは水平に4つ並べるのがよいのか、 などちょっと迷うところもありますが、
模型で検討するのがよいかもしれませんね。
と言うわけでぜひ1/50の模型をお願いします。
特に3階の空間のボリューム感というのが今一つつかめていないの で模型を覗いてみたいです。
まだ、2階の家族には新しい案を説明していないので、 明日にでも持って行こうと思っていますが、
大きな変更はないので多分、特に意見は出ないと思います。
そう言えば、玄関周りの袖壁が短くなっているのは、 どうしてですか?
それと、 3階の間口方向は壁的な要素が無くても木造ならば大丈夫なのでし ょうか?
そしてこれに対するT先輩からの返事がとっても丁寧!
T先輩から電話があり、断面とプランを整理したので見てみて欲しいとのこと。メールに図面を添付して送って頂く。なんと、断面を調整して攻めて攻めて、ぎりぎりのところで最高高さが10メートルを切ることが可能になったというのだ。そして、その結果中高層建物ではなくなるので日影斜線の規制を受けなくてよくなるという。従って3階の東側のテラスに面する開口面を北東向きではなく南東向きに切ることが可能になり、プランもそのように変更されている。そして、ギャンブレル屋根から、台形の歪んだような形に変わっている。
いやはや、とうてい10メートルを切ることは無理だろうと考えていたのと、せっかく高度斜線が緩くなって高さ方向は贅沢に作れるのがメリットだろうと思っていたので、すぐには納得できない。階高を下げることによって何かデメリットがあるのではないだろうかとあら探しをしてしまう。しかし、特に問題が見つからない。なんだか狐につままれたような気分だ。今までのプランのよいところはどこもスポイルされていない。敢えてあげるとすれば地下階が前の案よりも少し地中深くなっていて地上に出る量が減ったということくらいだろうか。それもほんの2,300ミリ。
電話を切ってから妻にプランを見せて、こんな形になったよと説明する。
T先輩への返事
3階プランの変更はかなりおどろきましたよ!
早速、妻には説明したのですが、
ぼくは、どうしてこんな解決方法が編み出せたのか、
とちょっと疑心暗鬼になってしまいました。
3階は間違いなく以前よりも快適になっているのでは、
南側の開口部に関しては、2×2で配置するのがよいのか、
或いは水平に4つ並べるのがよいのか、
模型で検討するのがよいかもしれませんね。
と言うわけでぜひ1/50の模型をお願いします。
特に3階の空間のボリューム感というのが今一つつかめていないの
まだ、2階の家族には新しい案を説明していないので、
大きな変更はないので多分、特に意見は出ないと思います。
そう言えば、玄関周りの袖壁が短くなっているのは、
それと、
そしてこれに対するT先輩からの返事がとっても丁寧!
おはようございます。
やっぱり、びっくりしましたよね。。
今の段階になってどうして?と疑心暗鬼も仕方ないと思います。。
いままで、 できないと思っていた前提がひっくり返った感じですよね。
これはいろんな面で全体のリファインをくりかえした結果、
階高が抑えられる方向に向かったのがよかったと思います。
たとえば、次のようなことでしょうか。
・地下をドライエリアに開いて深めにする。
・EVを2階までとする。縁側の床を上げる。 → EVのオーバーヘッドが確保できる。
・寝室階の床下、天井にふところをまとめて確保する。
最初はどうしても、 いろんな要望やアイデアを広げて可能性を探るので
あまり早い段階では全てを満たしつつ、 10m以下にすることを絶対条件にはできませんでした。
あと、500下げれば10m以下という数値を見て、
すこしづつ詰めればクリアできそうと思ったので、 思い切ってやってみました。
なにはともあれ、3階の気がかりがなくなって、ホッとしました。
とりあえず、次は模型を作ってみますね。
・南側開口部
2×2にしたのは、
高い位置に窓があったほうが、 将来隣地に斜線に近いものが建ったとしても
光が入り、空が見えて開放感があると思ったことと、 日射が奥まで入ると思ったからです。
模型でみてみましょう。
・玄関周りの袖壁
説明が足りませんでしたね。 バリエーションとして短くしてみました。
簡単に模型で見てみたのですが、 袖壁がないほうが全体的にすっきりするように思ったのです。
サッシの問題は、スチールの方立や無目を入れれば、
単体で認定を受けている防火設備サッシ(木製含む) を組み合わせて連窓、段窓にしてよいと
申請機関にOKをもらったので、 クリアできるかなというのもあり。
ただ、 木製の家具的な感じのほうがチャーミングかなと思う気持ちもあり 。。
これも模型で確認してみましょう。
・3階間口方向の壁
Sさんと相談したいと思っているポイントです。
部分的にはスチールを組み込むことを考えてもいいのかなと思って います。
いやはや、T先輩の手腕に驚かされる。
YMO現地調査
3月23日
YMO のYさん、Iさん、そしてT先輩が現地調査にくる。現在の月ビルの建っている周辺状況を確認。水道管の引き込み位置、下水のマスの位置、本下水道の通っていると考えられる位置などをチェック。5世帯分の上水栓があるので多分太い水道管がきているだろうとのこと。本下水道に関しては、家の前の道路を北側に数メートル行った箇所にあるマンホールを見つけ出して、道路のどの辺に通っているかを推測する。さらに裏の路地に入って家の西側の様子を見て頂く。現況でも、以外と南側から日射が入ることを確認する。
現地調査後に駅の南側にあるガストに移動して、コーヒーを飲みながら打合せ。T先輩が3階についてはまだアイディアの段階で了承を得てはいないのだけれども、と断ってから屋根をギャンブレル・ルーフにすることを提案する。これまで切り妻屋根でずっと考えてきたので面食らう。しかし、しばらく考えてみると悪くないような気がしてくる。ギャンブレルにして側面の部分を70度以下の角度にすると壁ではなく屋根扱いになり、そうすると開口部が防火設備ではなくてもよくなるというからくりがあるらしいのだ。三階の天井と屋根の構造は120角の柱をずらっと並べた形で作る予定なので、天井面が増えると木でできる面が増えて空間を包み込むような感じになるのではないかなと想像できる。
記入するように託されていた設備関連の希望のチェックシートをYさんにお渡しする。Iさんは飛田給に住んでいたことがあるとのことで、西調布についても結構詳しい。旧甲州街道沿いにある大鉢というラーメン屋さんが夫婦でやっていて美味しいのだという情報をゲット(日曜日に妻と甥っ子がすぐ食べに行ってきた)。
Yさん、Iさんと別れてから、T先輩と調布に移動してお昼ご飯を食べながら打合せ。東口近くのビルの足下に隠れるようにしてあるポワブルというレストランに入る。大根の天ぷらのようなものがなかなか美味しい。もっぱら3階の屋根のことを話し合う。
YMO のYさん、Iさん、そしてT先輩が現地調査にくる。現在の月ビルの建っている周辺状況を確認。水道管の引き込み位置、下水のマスの位置、本下水道の通っていると考えられる位置などをチェック。5世帯分の上水栓があるので多分太い水道管がきているだろうとのこと。本下水道に関しては、家の前の道路を北側に数メートル行った箇所にあるマンホールを見つけ出して、道路のどの辺に通っているかを推測する。さらに裏の路地に入って家の西側の様子を見て頂く。現況でも、以外と南側から日射が入ることを確認する。
現地調査後に駅の南側にあるガストに移動して、コーヒーを飲みながら打合せ。T先輩が3階についてはまだアイディアの段階で了承を得てはいないのだけれども、と断ってから屋根をギャンブレル・ルーフにすることを提案する。これまで切り妻屋根でずっと考えてきたので面食らう。しかし、しばらく考えてみると悪くないような気がしてくる。ギャンブレルにして側面の部分を70度以下の角度にすると壁ではなく屋根扱いになり、そうすると開口部が防火設備ではなくてもよくなるというからくりがあるらしいのだ。三階の天井と屋根の構造は120角の柱をずらっと並べた形で作る予定なので、天井面が増えると木でできる面が増えて空間を包み込むような感じになるのではないかなと想像できる。
記入するように託されていた設備関連の希望のチェックシートをYさんにお渡しする。Iさんは飛田給に住んでいたことがあるとのことで、西調布についても結構詳しい。旧甲州街道沿いにある大鉢というラーメン屋さんが夫婦でやっていて美味しいのだという情報をゲット(日曜日に妻と甥っ子がすぐ食べに行ってきた)。
Yさん、Iさんと別れてから、T先輩と調布に移動してお昼ご飯を食べながら打合せ。東口近くのビルの足下に隠れるようにしてあるポワブルというレストランに入る。大根の天ぷらのようなものがなかなか美味しい。もっぱら3階の屋根のことを話し合う。
Thursday, April 14, 2011
長い打合せ
3時からオープンヴィジョンで打合せ。まずはセイキと言うハニカムサーモスクリーンのメーカーとの打合せ。ヴェルックスの窓に取り付けられるかを確認する。
続けて鈴木さんと金田さんが来て構造の打合せ。三階の屋根を支える構造について議論する。この屋根の見え方がかなり重要だと思う。
鈴木さんたちが帰ってからも幸子さんと打合せ。7時半頃まで打合せを続ける。もうぼくは集中力が切れてしまってラジオの音が気になってしょうがない。田中さんはタフだなあ。
Thursday, April 7, 2011
Wednesday, April 6, 2011
駅舎の設計コンペ
群馬の富岡製糸場近くの駅の駅舎コンペ。審査員は隈さんや、乾さんなど。規模も小振りでとても面白そう。田中さんと一緒にできないかなあ。
仕事の帰りがけに田中さんから電話があり14日に構造の鈴木さんと打合せをすることになる。
夕食後プランの説明をしに二階の両親宅に行く。ややこしいことは、なるべくパスする。
Wednesday, March 23, 2011
ギャンブレル屋根
本日は設備設計事務所の方が来て現地調査の予定。
朝食後少し寝直したら予定の時間になってしまう。慌てて外に出ると山田さんとアシスタントの石田さん、そしち田中さんが来ている。水道管の引き込み位置、下水のマスの位置、本下水道の通っていると考えられる位置などをチェックしている。上水は五世帯分あるので多分太いパイプだろうとのこと。西側の路地にも入って裏からもチェック。意外と南側から光が当たることを確認する。
ガストに移動して打合せ。
田中さんから三階の屋根をギャンブレルにしてはどうかと提案される。ちょっととまどったけど良いアイディアだと感じる。
Wednesday, March 16, 2011
設計契約、打合せ、そして大地震
3月11日。
YMOの山田さんらによる現地調査はキャンセルになり、T先輩だけが予定通りやってくる。先日、T先輩がフェイスブックに書いていたエルデコジャポンの4月号を入手していたので、T先輩が来宅する前に父母とそれを見る。そしてT先輩が来てからもしばらくエルデコに載っているK-flatという築30年のマンションの改修のことを話題に世間話をする。
早速契約。またいろんなところに印鑑を押す。まずは設計料の10%分の請求書を頂く。そして収入印紙代金の1万円を支払う。こういう契約という形式的な手続きもきちっと説明してしっかりやってくれるところに頼もしさを感じる。
契約の手続きを終えてから設計の打合せ。主に開口部のデザインなどについて話し合う。YMOの山田さんから頂いた環境コントロールのアドバイスをT先輩がざっと説明してくれる。まずは地下一階の東側と西側の開口部について。要望を聞いているのだが、どうも父も母も立体的に想像できないようで、あやふやな回答しかできない。模型を作って説明しないとだめかもしれない。続いて1階。エントランス周りの開口部が袖壁を出すことによって防火設備ではなくてもよくなるので、何かいろいろとアイディアを出して考えてみようという話になる。できれば「窓のふるまい学」を参考にして魅力的なエントランス周りを作りたい。あわせて、郵便受けやインターホンの位置などについても話し合う。一階については南側の壁面に開口部が少ないので追加使用という話と、キッチンの窓先に植物を育てられるような小さなスペースを作るということを決める。
二階の子供部屋については、ベッドを二段ベッドにするか、それとも平置きにするか話し合い、子供たちに直接聞いてみようということになる。僕たちの寝室については、クロゼットとタンスの位置を南北逆転させて、南側にクロゼットを置き開口部を組み込むのはどうだろうかと提案する。構造が厳しいかもしれないとT先輩がおっしゃるが、小さな開口部でよいのでとお願いする。床面に開口部を作ってもおもしろいかもしれないという話もする。
三階についてはテラスに水場を作ってほしいという要望を改めてお願いする。空調の室外機と併せてカウンターを南側に作るとよいのではないだろうか。また東面の開口部は大きいのでタープを掛けるということをT先輩が提案する。
母が、地震や火事の際に二方向避難が大事だと言って一階の西側の開口部も外に逃げられるようにしようという話をしたのをきっかけに地震や防災の話題になる。母の友人で光が丘団地に住む人が震災時のトイレについて詳しく調べているらしく、その話題を紹介してくれる。トイレもエレベーターも深刻な問題だ。
お茶を飲んで雑談をして打合せを終える。T先輩が帰った後、赤ちゃんの話や、父が算学の賞をもらって岩手まで行ってきたという話を聞いてから、解散。
昼食を食べて昼寝をして、夕方から予定されていた「炎の人」の公演のために出かける準備をしようかなと考えていたら、地震が起こる。かなり大きな揺れ。びっくりして玄関扉を開け、机の下に隠れる。揺れがやんでから家の外に出てみると、近所の人も外に出ている。妻はしばらくしてショックで泣き始める。
家に入ってテレビを付けてみると東北の方で大地震というニュース。これから大津波がくるという警報が日本全国の太平洋側に出ている。その後は地震中心の日々...
YMOの山田さんらによる現地調査はキャンセルになり、T先輩だけが予定通りやってくる。先日、T先輩がフェイスブックに書いていたエルデコジャポンの4月号を入手していたので、T先輩が来宅する前に父母とそれを見る。そしてT先輩が来てからもしばらくエルデコに載っているK-flatという築30年のマンションの改修のことを話題に世間話をする。
早速契約。またいろんなところに印鑑を押す。まずは設計料の10%分の請求書を頂く。そして収入印紙代金の1万円を支払う。こういう契約という形式的な手続きもきちっと説明してしっかりやってくれるところに頼もしさを感じる。
契約の手続きを終えてから設計の打合せ。主に開口部のデザインなどについて話し合う。YMOの山田さんから頂いた環境コントロールのアドバイスをT先輩がざっと説明してくれる。まずは地下一階の東側と西側の開口部について。要望を聞いているのだが、どうも父も母も立体的に想像できないようで、あやふやな回答しかできない。模型を作って説明しないとだめかもしれない。続いて1階。エントランス周りの開口部が袖壁を出すことによって防火設備ではなくてもよくなるので、何かいろいろとアイディアを出して考えてみようという話になる。できれば「窓のふるまい学」を参考にして魅力的なエントランス周りを作りたい。あわせて、郵便受けやインターホンの位置などについても話し合う。一階については南側の壁面に開口部が少ないので追加使用という話と、キッチンの窓先に植物を育てられるような小さなスペースを作るということを決める。
二階の子供部屋については、ベッドを二段ベッドにするか、それとも平置きにするか話し合い、子供たちに直接聞いてみようということになる。僕たちの寝室については、クロゼットとタンスの位置を南北逆転させて、南側にクロゼットを置き開口部を組み込むのはどうだろうかと提案する。構造が厳しいかもしれないとT先輩がおっしゃるが、小さな開口部でよいのでとお願いする。床面に開口部を作ってもおもしろいかもしれないという話もする。
三階についてはテラスに水場を作ってほしいという要望を改めてお願いする。空調の室外機と併せてカウンターを南側に作るとよいのではないだろうか。また東面の開口部は大きいのでタープを掛けるということをT先輩が提案する。
母が、地震や火事の際に二方向避難が大事だと言って一階の西側の開口部も外に逃げられるようにしようという話をしたのをきっかけに地震や防災の話題になる。母の友人で光が丘団地に住む人が震災時のトイレについて詳しく調べているらしく、その話題を紹介してくれる。トイレもエレベーターも深刻な問題だ。
お茶を飲んで雑談をして打合せを終える。T先輩が帰った後、赤ちゃんの話や、父が算学の賞をもらって岩手まで行ってきたという話を聞いてから、解散。
昼食を食べて昼寝をして、夕方から予定されていた「炎の人」の公演のために出かける準備をしようかなと考えていたら、地震が起こる。かなり大きな揺れ。びっくりして玄関扉を開け、机の下に隠れる。揺れがやんでから家の外に出てみると、近所の人も外に出ている。妻はしばらくしてショックで泣き始める。
家に入ってテレビを付けてみると東北の方で大地震というニュース。これから大津波がくるという警報が日本全国の太平洋側に出ている。その後は地震中心の日々...
Wednesday, March 9, 2011
建材展を見に行く
3月8日(火曜日)
T先輩と新宿で9時半に待ち合わせて、りんかい線に乗り国際展示場へ行きビッグサイトで開催されている「建材展」を見に行く。以前月ビルのリフォームをしていたときにも一度見に行った展示会だ。
受付を済ませて会場に入るとだだっ広いホールに大量の会社が出展してブースを構えている。とりあえず一番奥の端っこまで行き、片っ端から前を通りながら見ていく。
とにかくたくさんあるので早足で通り過ぎていくし、時折立ち寄って見ていったりもしたけれど、印象がごちゃごちゃになってしまい後から思い出そうとしてもなかなか思い出せない。
かろうじて印象に残ったのは、腐らない木材を展示していたブース、少しかわいいポスト、カルダンという外断熱の左官材や打ち込みパネル、ナニックというブラインドメーカー、等々。
続けて隣のホールで開催されていた店舗用品の展示場も足早に通り抜ける。二つの会場を歩き回って疲れたので昼食にする。点心飲茶のお店でランチ。しばらくおしゃべりして休憩を取り、最後にライティングの展示会を見る。
会場の入り口付近のステージで面出さんという有名な(第一人者らしい)照明デザイナーの方のレクチャーの最後の10分を立ち見する。
足を止めてゆっくり見たのは、ダイコーという照明機器メーカーとオーデリックくらい。LEDの照明器具を展示していたけれども、以前のLEDのようにぎらぎらした感じがほとんどなくなっていて驚いた。これなら十分利用できそう。LEDはいくつもの電球を束ねて光量を増すようにしているので、通常光源が複数あるため影も多重になってしまうのだが、単光源で光量を増やした製品も出ていて、影が自然に見えるというものもあった。
パナソニックのブースは巨大で力の入りようがまるで違う。正面には高さ5m位、幅は10m近くあるのではないかというLEDのスクリーンが設置されていて、まるで映画館のような状態になっている。遠くから投影する必要がなくなったら映画館もだいぶ変わるだろうな、と思わされる。
全て一通り見て帰途につく。4時前。帰宅したら5時前。くたくたになったので少し寝る。
T先輩と新宿で9時半に待ち合わせて、りんかい線に乗り国際展示場へ行きビッグサイトで開催されている「建材展」を見に行く。以前月ビルのリフォームをしていたときにも一度見に行った展示会だ。
受付を済ませて会場に入るとだだっ広いホールに大量の会社が出展してブースを構えている。とりあえず一番奥の端っこまで行き、片っ端から前を通りながら見ていく。
とにかくたくさんあるので早足で通り過ぎていくし、時折立ち寄って見ていったりもしたけれど、印象がごちゃごちゃになってしまい後から思い出そうとしてもなかなか思い出せない。
かろうじて印象に残ったのは、腐らない木材を展示していたブース、少しかわいいポスト、カルダンという外断熱の左官材や打ち込みパネル、ナニックというブラインドメーカー、等々。
続けて隣のホールで開催されていた店舗用品の展示場も足早に通り抜ける。二つの会場を歩き回って疲れたので昼食にする。点心飲茶のお店でランチ。しばらくおしゃべりして休憩を取り、最後にライティングの展示会を見る。
会場の入り口付近のステージで面出さんという有名な(第一人者らしい)照明デザイナーの方のレクチャーの最後の10分を立ち見する。
足を止めてゆっくり見たのは、ダイコーという照明機器メーカーとオーデリックくらい。LEDの照明器具を展示していたけれども、以前のLEDのようにぎらぎらした感じがほとんどなくなっていて驚いた。これなら十分利用できそう。LEDはいくつもの電球を束ねて光量を増すようにしているので、通常光源が複数あるため影も多重になってしまうのだが、単光源で光量を増やした製品も出ていて、影が自然に見えるというものもあった。
パナソニックのブースは巨大で力の入りようがまるで違う。正面には高さ5m位、幅は10m近くあるのではないかというLEDのスクリーンが設置されていて、まるで映画館のような状態になっている。遠くから投影する必要がなくなったら映画館もだいぶ変わるだろうな、と思わされる。
全て一通り見て帰途につく。4時前。帰宅したら5時前。くたくたになったので少し寝る。
Thursday, March 3, 2011
設備設計のymoとの初打ち合わせ
3月2日(水曜日)
この二三日、花粉症の薬の副作用なのか眠くてほとんど何もすることができないでいる。午前中はひたすら寝て、なんとかベッドから這い出して打ち合わせに行く。
openvisionに行ってT先輩と設計の変更点や開口部の位置などについて少しお話をしていると、設備設計のymoの山田さんと石田さんがやってくる。名刺交換をして早速、T先輩が建物の概要を説明する。
地下の居室の環境、特に湿気の問題が気になっていることと、4層の建物なので上部で得た日射による熱を下の階に循環させることを考えていると説明する。しかし、「そよ風」の説明をしたところ、あまり効果ないですよとの反応。OMソーラーなどでも外気温プラス1,2度程度しか上がらなくて実際はかなりヒートポンプを使って加熱することによって成り立っているのだという。山田さんの意見では数百万円もするようなシステムを入れるくらいなら、そのお金を床暖房や日射遮蔽などに使った方が効果的に快適な環境を作れるだろうとのことだった。
上層階に溜まった熱はサーキュレーターで下の階に回してやるというのは効果的だそうだ。そのかわり音や声も一緒に聞こえるようになってしまう可能性があるとか。
開口部についても少し議論になる。東側からの日射を遮蔽することの重要性が割とおろそかになっていることが多いけれども、夏の間は、朝東から入る日差しをしっかり遮って室内に熱を入れないことを大事だと力説される。西日は意識している人が多いが、西日と同じくらい朝日も日射による熱が大きいらしい。T先輩が太洋工業のタープのような製品を東側のテラスにかけるのはどうかと考えているといって製品を紹介する。また、西側は開口部をできるだけ絞って、開口部分にはオーニングをつけることで、西日を遮ることを考えていると話す。
各部屋の空調に関しては、主としてパネルを使用した輻射冷暖房を想定しているとT先輩が説明し、パンフレットをお見せする。山田さんは、なんと言っても輻射冷暖房が一番快適ではあるけれども、金額的に利用できないことがほとんどなのですと言う。しかし今回T先輩が選んだ製品は比較的安価な製品なので、何とか使用できそう。山田さんもこれは安いですね、と驚いている。
南側からの日射が一番コントロールしやすいので、南側には積極的に開口部をとりましょうというような話になり、現状ではトップライトが一つだけなのだが、これを二つにしてもよいかもしれないという話や、エレベーターのあった位置の壁に窓をとってもよいかもしれないという話になる。山田さんの見解では、縁側と呼んでいる3階の東側のスペースをどのように扱うかがかなり環境的には勝負のしどころになりそうとのことだった。
ymoのお二人と打ち合わせを済ませて、お二人が帰ってから今度はT先輩と二人で開口部についてどうしようかと相談する。お風呂場の開口部を少し大きくしてもらって、窓辺に植物でも育てられるようにしたいとか、子供部屋の前の廊下の開口部は大きくした方が風通しがよくなるだろうとか、僕たちの寝室の窓は、小さい方がファサード的にはいいように思うなど、基本的にT先輩の設計のラインで部分的に修正をお願いする。地下のドライエリアに対する開口部に関しては、両親たちに聞いてみないと分からないので、早急に相談すると答えておく。
エントランスの部分に関しては、袖壁を出すことによって、延焼の恐れのある範囲から除外することができるので、そうなると開口部を防火設備にしなくてもよくなるので、かなり自由に作ることができるのだ、と言ってT先輩が塚本さんの最近の著書である「窓のふるまい学」という本を取り出してきて、いろいろとおもしろいアイディアがあるから、スタディして考えようと言ってくれる。僕もこの本はかなりおもしろいと思っていたので早速買うことにする。できればエントランス周りだけでも30分の1で模型を作ってスタディしてみたいなと思う。
この二三日、花粉症の薬の副作用なのか眠くてほとんど何もすることができないでいる。午前中はひたすら寝て、なんとかベッドから這い出して打ち合わせに行く。
openvisionに行ってT先輩と設計の変更点や開口部の位置などについて少しお話をしていると、設備設計のymoの山田さんと石田さんがやってくる。名刺交換をして早速、T先輩が建物の概要を説明する。
地下の居室の環境、特に湿気の問題が気になっていることと、4層の建物なので上部で得た日射による熱を下の階に循環させることを考えていると説明する。しかし、「そよ風」の説明をしたところ、あまり効果ないですよとの反応。OMソーラーなどでも外気温プラス1,2度程度しか上がらなくて実際はかなりヒートポンプを使って加熱することによって成り立っているのだという。山田さんの意見では数百万円もするようなシステムを入れるくらいなら、そのお金を床暖房や日射遮蔽などに使った方が効果的に快適な環境を作れるだろうとのことだった。
上層階に溜まった熱はサーキュレーターで下の階に回してやるというのは効果的だそうだ。そのかわり音や声も一緒に聞こえるようになってしまう可能性があるとか。
開口部についても少し議論になる。東側からの日射を遮蔽することの重要性が割とおろそかになっていることが多いけれども、夏の間は、朝東から入る日差しをしっかり遮って室内に熱を入れないことを大事だと力説される。西日は意識している人が多いが、西日と同じくらい朝日も日射による熱が大きいらしい。T先輩が太洋工業のタープのような製品を東側のテラスにかけるのはどうかと考えているといって製品を紹介する。また、西側は開口部をできるだけ絞って、開口部分にはオーニングをつけることで、西日を遮ることを考えていると話す。
各部屋の空調に関しては、主としてパネルを使用した輻射冷暖房を想定しているとT先輩が説明し、パンフレットをお見せする。山田さんは、なんと言っても輻射冷暖房が一番快適ではあるけれども、金額的に利用できないことがほとんどなのですと言う。しかし今回T先輩が選んだ製品は比較的安価な製品なので、何とか使用できそう。山田さんもこれは安いですね、と驚いている。
南側からの日射が一番コントロールしやすいので、南側には積極的に開口部をとりましょうというような話になり、現状ではトップライトが一つだけなのだが、これを二つにしてもよいかもしれないという話や、エレベーターのあった位置の壁に窓をとってもよいかもしれないという話になる。山田さんの見解では、縁側と呼んでいる3階の東側のスペースをどのように扱うかがかなり環境的には勝負のしどころになりそうとのことだった。
ymoのお二人と打ち合わせを済ませて、お二人が帰ってから今度はT先輩と二人で開口部についてどうしようかと相談する。お風呂場の開口部を少し大きくしてもらって、窓辺に植物でも育てられるようにしたいとか、子供部屋の前の廊下の開口部は大きくした方が風通しがよくなるだろうとか、僕たちの寝室の窓は、小さい方がファサード的にはいいように思うなど、基本的にT先輩の設計のラインで部分的に修正をお願いする。地下のドライエリアに対する開口部に関しては、両親たちに聞いてみないと分からないので、早急に相談すると答えておく。
エントランスの部分に関しては、袖壁を出すことによって、延焼の恐れのある範囲から除外することができるので、そうなると開口部を防火設備にしなくてもよくなるので、かなり自由に作ることができるのだ、と言ってT先輩が塚本さんの最近の著書である「窓のふるまい学」という本を取り出してきて、いろいろとおもしろいアイディアがあるから、スタディして考えようと言ってくれる。僕もこの本はかなりおもしろいと思っていたので早速買うことにする。できればエントランス周りだけでも30分の1で模型を作ってスタディしてみたいなと思う。
Wednesday, February 23, 2011
久しぶりの打ち合わせ@月ビル
2月20日(日曜日)午後1時半からT先輩が来て打ち合わせ。
妻は調子が悪いので寝ているといって不参加。曇り空で寒い。
T先輩を迎えて、僕と父と母で早速打ち合わせ。子供たちは府中に遊びに行っているらしい。
先日送られてきた地下を寝室・水回り、一階にリビングダイニングを置く案を、少し手直ししたと言ってT先輩が説明してくださる。
妻は調子が悪いので寝ているといって不参加。曇り空で寒い。
T先輩を迎えて、僕と父と母で早速打ち合わせ。子供たちは府中に遊びに行っているらしい。
先日送られてきた地下を寝室・水回り、一階にリビングダイニングを置く案を、少し手直ししたと言ってT先輩が説明してくださる。
Monday, February 21, 2011
新しい構成
2月14日月曜日、T先輩から電話があり、僕の提案したプランを手直しして整理したものを作ったので送りますとの連絡を頂く。
しばらくして図面のPDFが添付されたメールが送られてくる。早速拝見。
メールには
しばらくして図面のPDFが添付されたメールが送られてくる。早速拝見。
メールには
B1F ご両親の寝室 + お父様ワークスペース
浴室を大きくし、ワークスペースはお父様だけのスペースにし、 ゆとりのある場所にしています。
1F ご両親世帯のリビングダイニング + お母様ワークスペース
キッチンをオープンにし、 ダイニングの一角にお母様スペースをつくりました。
中央のスペースをオープンにすることで、 大きなLDKとしました。
2F 稜くん&眺くんスペース + Kくん世帯寝室
やはり、Kくん世帯の側にEVが着床したほうが、 使い勝手的には良いと思い、東側に寝室を配置しています。
また、寝室はお子さんが生まれたら広いほうがいいと思うので、 ウォークインクローゼットではなく壁面収納にしてみました。
甥っ子さんたちの部屋が将来的に使えるように、 廊下に扉をつけました。
貯湯タンクを室内に設置しています。
3F Kくん世帯リビングダイニング
EVを省略することで南東からの光をなるべく取り入れ、 南側のバルコニーをなくし、 補助としてトップライトを南側に移動しました。
ロフトもなくして、おおらかなスペースとしています。
縁側やリビングの一角を、 将来の子供スペースにしてもよいかもしれません。
と書かれている。
これまで上下に行く階段が一つにまとめられていたのが、南北の二つに分けられている。南側は両親世帯の階段、北側は僕たちの世帯の階段という風に構成が明快になっている。こんな形に整理することができるんだ、と大いに感心してしまう。
エレベーターも二階止まりになり、最上階には行かないようになったため3階が広くなり、空間もすっきりしている。ロフトも廃止。とにかく広々しているのだが、今度は収納が足りるのかやや不安になってくる。
妻と相談して、母のワークスペースがダイニングキッチンの中にあることは本人の意見を聞いてみないと分からないが、いやがると思うという点と、僕らの世帯の収納が足りないのではないか、ということをメールに書いてT先輩に返事をする。エレベーターが2階止まりなのも気にはなったのだが、悪い点ばかりではないので迷ってしまい特に触れないでおくこととする。
Friday, January 28, 2011
ちょこっと延期
1月27日、T先輩から電話があり、金曜日にTH-1が概算見積をopenvisionの事務所に持ってくるという予定がどうも怪しくなったとの話がある。
どうも外壁に予定していた材料のメーカーとうまく連絡が取れずに積算ができないので来週の月曜日まで待って欲しいということらしい。もし、他の材料を入れてとりあえず概算を出して、後から差し替えるということも可能なので、予定通り金曜日の夜に打合せをすることも可能だということだったのだが、なんだか二度手間になるような気がしたので延期してもらうことになった。
延期された打合せは2月の1日火曜日4時から行うことになる。概算の打合せの後、T先輩と設計の打合せだ。それまでになんとか地下室の東側にドライエリアを設けて換気がうまくいくプランを作成したいと思う。
どうも外壁に予定していた材料のメーカーとうまく連絡が取れずに積算ができないので来週の月曜日まで待って欲しいということらしい。もし、他の材料を入れてとりあえず概算を出して、後から差し替えるということも可能なので、予定通り金曜日の夜に打合せをすることも可能だということだったのだが、なんだか二度手間になるような気がしたので延期してもらうことになった。
延期された打合せは2月の1日火曜日4時から行うことになる。概算の打合せの後、T先輩と設計の打合せだ。それまでになんとか地下室の東側にドライエリアを設けて換気がうまくいくプランを作成したいと思う。
Wednesday, January 26, 2011
うーん、難しい
図面を送った火曜日の夜、夕食を食べようかと考えていたらT先輩から電話が掛かってくる。昼に送った図面を見てくださったのだ。
僕が描いた図面の構成は、T先輩も年末に一度プランを作って検討していたので、だいたいどうなるかは予測が付いていたとのこと。
このプランで一番の懸念は、地下室に寝室と書斎を持っていった場合に湿気などの環境的な問題がどうなるのか、という点らしい。T先輩のプランでは地下階は天井が高く、ワンルームで天井高が高めに取られた気積の大きい空間となっているし、東西にドライエリアが確保されているので空気の流れによる淀みの解消が期待できるのに対して、僕のプランだと寝室と書斎と水回りという幾つかの部屋に分断されてしまっており、しかも東側のドライエリアが無くなってしまっているので、自然換気による空気の循環があまりうまくいかないのではないか、と心配されていた。特に、父は寝室も書斎も地下にあり、この二つの部屋での滞在時間がかなり長くなる事が予想されるので、その空間が地下にあって、しかも空気が淀んでいるというのはまずいのじゃないかとのこと。
そうかぁ~、地下室の環境を快適にするのはなかなか難しいのだなあ。純粋に配置関係だけを考えてプランをつくっていたので、環境問題は全くの盲点だった。
最上階のプランの変更に関してもT先輩はすでに少し考えた上で現在のプランにしていたらしい。どういうことかというと、空間的には僕の作ったプランの方が、リビングとテラスの空間の連続性という点と、外観から見たときの開口部の形という点で優利であるのだけれども、パッシブソーラーシステムで採用を検討している「そよ風」という製品を使用する場合、切妻屋根の南側の面の長さがもっと必要だということらしい。日影斜線的にも、屋根の頂点を南側にずらしたほうが優利なので、そのほうが良いかと考えてそよ風のメーカーの人と相談してみたら、出来れば3mくらいの幅が欲しいと言われたらしいのだ。まあ、場合によってはこの製品を使うのはやめるという手もあるのだけど、とT先輩はおっしゃってくださったけれども、そうなると地下階の環境を改善する手段がまた一つ減ってしまう。参ったなあ。
結局、色々と考えてプランを作ってみたものの、見事にT先輩の手のひらの中でジタバタしていただけという印象だ。トホホ。まあ、基本的なアイディアは地下と一階を入れ替えるという事だけで、後はそれに伴う問題を一つずつセオリー通りに解決していっただけなので仕方ないかもしれない。もっと意外性のあるというか、画期的な解決策をひねり出さないと今の延長線上から脱することは出来なさそうだ。
また、プランを前にアレやコレや考えてみよう。
TH-1の概算見積が予定の土曜より早くなって、金曜日の夜に届く事になったので、その時に同席させてもらって、その後T先輩の事務所で打合せをするという予定になった。見積もりがどのような数字で出てくるのかドキドキする。31日の月曜日には妻の産婦人科診察もあるし(一緒に行ってみようかと考えている)、ドキドキすることがたくさんある月末になりそうだ。
僕が描いた図面の構成は、T先輩も年末に一度プランを作って検討していたので、だいたいどうなるかは予測が付いていたとのこと。
このプランで一番の懸念は、地下室に寝室と書斎を持っていった場合に湿気などの環境的な問題がどうなるのか、という点らしい。T先輩のプランでは地下階は天井が高く、ワンルームで天井高が高めに取られた気積の大きい空間となっているし、東西にドライエリアが確保されているので空気の流れによる淀みの解消が期待できるのに対して、僕のプランだと寝室と書斎と水回りという幾つかの部屋に分断されてしまっており、しかも東側のドライエリアが無くなってしまっているので、自然換気による空気の循環があまりうまくいかないのではないか、と心配されていた。特に、父は寝室も書斎も地下にあり、この二つの部屋での滞在時間がかなり長くなる事が予想されるので、その空間が地下にあって、しかも空気が淀んでいるというのはまずいのじゃないかとのこと。
そうかぁ~、地下室の環境を快適にするのはなかなか難しいのだなあ。純粋に配置関係だけを考えてプランをつくっていたので、環境問題は全くの盲点だった。
最上階のプランの変更に関してもT先輩はすでに少し考えた上で現在のプランにしていたらしい。どういうことかというと、空間的には僕の作ったプランの方が、リビングとテラスの空間の連続性という点と、外観から見たときの開口部の形という点で優利であるのだけれども、パッシブソーラーシステムで採用を検討している「そよ風」という製品を使用する場合、切妻屋根の南側の面の長さがもっと必要だということらしい。日影斜線的にも、屋根の頂点を南側にずらしたほうが優利なので、そのほうが良いかと考えてそよ風のメーカーの人と相談してみたら、出来れば3mくらいの幅が欲しいと言われたらしいのだ。まあ、場合によってはこの製品を使うのはやめるという手もあるのだけど、とT先輩はおっしゃってくださったけれども、そうなると地下階の環境を改善する手段がまた一つ減ってしまう。参ったなあ。
結局、色々と考えてプランを作ってみたものの、見事にT先輩の手のひらの中でジタバタしていただけという印象だ。トホホ。まあ、基本的なアイディアは地下と一階を入れ替えるという事だけで、後はそれに伴う問題を一つずつセオリー通りに解決していっただけなので仕方ないかもしれない。もっと意外性のあるというか、画期的な解決策をひねり出さないと今の延長線上から脱することは出来なさそうだ。
また、プランを前にアレやコレや考えてみよう。
TH-1の概算見積が予定の土曜より早くなって、金曜日の夜に届く事になったので、その時に同席させてもらって、その後T先輩の事務所で打合せをするという予定になった。見積もりがどのような数字で出てくるのかドキドキする。31日の月曜日には妻の産婦人科診察もあるし(一緒に行ってみようかと考えている)、ドキドキすることがたくさんある月末になりそうだ。
プランを考えてみる
T先輩が1月17日にTH-1に見積もりのための設計概要書を手渡してからしばらく設計のお話はご無沙汰していたのだが、その直前に構造の鈴木さんに相談するために送ったCADの図面が、CCで送られてきていたので、それをもとに考えてみることにする。
妻の妊娠が分かって、少しでも建物の面積を広げてゆとりを持たせたいと感じ始めたのもあり、年末にT先輩との打合せで少し話し合った、地下1階を父母の書斎・寝室にして、地上一階を玄関・リビングダイニングにするという案を具体的に図面にしてみようと考えたのだ。
素朴に、地下階を今のT先輩のプランよりも500ミリほど掘り下げて、容積率の緩和規定が適用される深さにすれば、延床面積にかなりゆとりができて上の方の階も広げられるのではないかと思い、とりかかることにした。T先輩は先日の電話で一度プランを検討してみたと言っていたけれども、あまりうまくいかないという話だった。でも図面として見ていないし、自分でもちょっと考えてみたいと思ったのだ。
1月22日、23日の週末はなんの予定もなく家にいたので、少し時間をかけてT先輩の作った図面をもとに、頭の中にあったプランを作ってみる。
24日の月曜日も仕事場で図面をいじってあれやこれや考えてみる。25日火曜日の昼にT先輩にメールで図面を送信。そのメールに設計の要点を書いたので転載。
****************
妻の妊娠が分かって、少しでも建物の面積を広げてゆとりを持たせたいと感じ始めたのもあり、年末にT先輩との打合せで少し話し合った、地下1階を父母の書斎・寝室にして、地上一階を玄関・リビングダイニングにするという案を具体的に図面にしてみようと考えたのだ。
素朴に、地下階を今のT先輩のプランよりも500ミリほど掘り下げて、容積率の緩和規定が適用される深さにすれば、延床面積にかなりゆとりができて上の方の階も広げられるのではないかと思い、とりかかることにした。T先輩は先日の電話で一度プランを検討してみたと言っていたけれども、あまりうまくいかないという話だった。でも図面として見ていないし、自分でもちょっと考えてみたいと思ったのだ。
1月22日、23日の週末はなんの予定もなく家にいたので、少し時間をかけてT先輩の作った図面をもとに、頭の中にあったプランを作ってみる。
24日の月曜日も仕事場で図面をいじってあれやこれや考えてみる。25日火曜日の昼にT先輩にメールで図面を送信。そのメールに設計の要点を書いたので転載。
****************
週末に時間があったので少し図面をいじってみました。
かなり怪しい部分も多々あると思いますが、 ご覧になっていただけますでしょうか。
先日お電話したときにお話した、 地下一階と一階を入れ替える案です。
入れ替えると同時に全体を容積率の緩和が受けられる高さまで下げ ています。
階段と諸室の位置関係が変わったので、 子供室と僕達の居室の東西を反転させ、
階段を上る方向も向きを逆にしました。
B1
あんまり広げる必然性はなかったのですが、 建物の輪郭を揃えるのと、
少しでも採光条件を良くするために父母書斎を道路際まで拡張して います。
階段が一本不要になったのでトイレを移動し、 洗面台を脱衣室に入れ、
廊下が広くなった分、浴室を200ミリ大きな物に替えています。
ドライエリアの位置も少しずらしました。
1F
階段の位置が変わっています。
トイレがどうしても入らず、 共用玄関ホールから入る形になってしまいました。
アプローチがテラスに上るような形になっています。
2F
諸室の東西方向を反転させました。
僕達の世帯もエレベーターを利用出来るように、 エレベーターホールを共用とし、
アクセスできるように廊下を付けました。
その分室外機置き場がなくなっています。
3F
階段の向きが変わっています。
2Fのバルコニーに置かれていた室外機を3Fに移動してきたので 南側のバルコニーが
完全に室外機置き場になってしまいました。 なので少しだけ幅を縮めています。
東側にあったロフトをキッチンの上部に移動しました。
天井の一番高い位置を南側にずらしています。
フィガロ用のゲートが無くなってしまいました。 フィガロハウスも...
断面
B1、1Fを入れ替えたのと、全体を約500ミリ下げたのと、 屋根の頂点の位置をずらしたのが、
主な変更点です。
延床面積
全体で14平米くらい大きくなっています。 4坪くらいですので単純計算だと、
坪単価100万円で400万円+ 地下を余計に掘り下げることのコスト、の増額になるでしょうか. ..
建物の輪郭は変更されていないし設備関係が増えるわけでもないの で、
そんなに極端な増額にはならないと期待してはいるのですが。
諸室の位置関係が少し良くなったような気がするのと、
エントランス周りのアプローチの感じが少し改善されたように思い ます。
父母世帯のリビングダイニングが家全体の中心になったようにも感 じます。
子供室を将来的に僕達の世帯が使用することも容易に出来るように なりました。
面積が増えたぶん少しゆとりができたかな...
でも、 少し手狭だと感じていた3階はそんなに変更する事ができなかった ので、
なんの為にいじってみたのか正直よくわからないところもあります 。
****************
最後に書いてあるように、父母世帯の方は色々と改善点もあるように思うのだけど、僕達のスペースは基本的にほとんど変化なし。玄関から近くなったのは大きいけれども、肝心の面積はさほど広がってはいない。なんだかT先輩の作ったプランをなんどもいじったりしているうちに、そのままでもいいような気になって来てしまったというのも事実。
さて、どんな反応があるだろうか。
久しぶりに講評を待つ学生のような気分でドキドキする。
Tuesday, January 18, 2011
なんと!
1月14日に妻が慶応病院の診察に出かけたところ、妊娠が発覚!!!
年明けから兆候はあったものの、はっきりとはしていなかったのだが、診察に行ったら超音波のモニターで3.8mmの胎芽が子宮にあると見せてもらえたらしい。3.8mmというのはずいぶんと小さいけれどもれっきとした妊娠だ。結婚してまる8年になるけれども子どもができるなんて考えたこともなかった。
新築予定の新月ビルも子供が出来ることを想定して少し設計変更しなくてはならないかもしれないな。
年明けから兆候はあったものの、はっきりとはしていなかったのだが、診察に行ったら超音波のモニターで3.8mmの胎芽が子宮にあると見せてもらえたらしい。3.8mmというのはずいぶんと小さいけれどもれっきとした妊娠だ。結婚してまる8年になるけれども子どもができるなんて考えたこともなかった。
新築予定の新月ビルも子供が出来ることを想定して少し設計変更しなくてはならないかもしれないな。
Thursday, January 13, 2011
電話で相談
1月11日の火曜日、昼過ぎにT先輩から電話があり、打ち合わの内容を反映させた図面を送ったので見ておいて欲しいと言われる。家にいたので妻と図面をPCで見ながら話をする。
やはり、7日の打合せの時に感じていたことは妻もだいたい同じで、手狭な感じがするということ。もし子どもができたらどうしたら良いだろうかということも気になる。正直、年末までに見ていたプランの方がずっと魅力的だったのだが、日影を避けるためには仕方ない所なのだろうか、、
その他エアコンや給湯器の室外機や貯湯タンクを置く場所を確保するために若干プランが変更となっている。子供部屋は互い違いに二段ベッドを両側から利用するような形になって面積が少し小さくなっている。また、2階にあったバルコニーは給湯器と室外機置き場になり、洗面所とトイレが別々になっている。
夜にもう一度電話をするということだったのでそれを待つ。7時過ぎにT先輩から電話がかかってくる。
7日の打合せでははっきりと言えなかったので、率直に三階のプランが手狭に見えてしまうのでなんとかならないかと相談してみる。それと年末の打合せの時に話したように、今のプランの一階と地下一階を入れ替えて、地下一階は容積率の緩和が受けられる深さまで掘るのはどうか、という事を提案してみる。そうすれば、容積は少し余裕が出るだろうし、掘り下げる分日影も少し楽になるのではないか、と思ったからだ。
しかし、T先輩はすでにそのプランも検討してくださっていた。さすがというかなんというか。地下一階と一階を入れ替えて、一階に玄関を持ってくると、階段の関係が変わってしまい、二階の子供部屋と我々の寝室の位置を入れ替えなくてはならなくなるのだが、そうするとエレベーターとの関係がうまくいかないらしい。また、地下に父母の書斎を置くとなると日照を得るために一階の玄関まわりに吹き抜けを作る必要が出てきて、そうすると家を出入りする人が皆、父母の書斎から監視されているような状態になってしまうのではないか、ということも気にされていた。
日影の規制も、少々掘り下げた所であまり効いてこないらしい。容積に余裕が出れば三階の南側に作られたバルコニーもなくせるかと思ったのだが、これに関してはT先輩はなくなってしまうと日照が足りなくなってしまうのでなくさない方が良いとの意見だった。
何か名案が浮かぶことを期待して、今は概算見積に必要な図面を揃えることを優先した方が良いだろうと判断し、T先輩の説得に従うことにする。
やはり、7日の打合せの時に感じていたことは妻もだいたい同じで、手狭な感じがするということ。もし子どもができたらどうしたら良いだろうかということも気になる。正直、年末までに見ていたプランの方がずっと魅力的だったのだが、日影を避けるためには仕方ない所なのだろうか、、
その他エアコンや給湯器の室外機や貯湯タンクを置く場所を確保するために若干プランが変更となっている。子供部屋は互い違いに二段ベッドを両側から利用するような形になって面積が少し小さくなっている。また、2階にあったバルコニーは給湯器と室外機置き場になり、洗面所とトイレが別々になっている。
夜にもう一度電話をするということだったのでそれを待つ。7時過ぎにT先輩から電話がかかってくる。
7日の打合せでははっきりと言えなかったので、率直に三階のプランが手狭に見えてしまうのでなんとかならないかと相談してみる。それと年末の打合せの時に話したように、今のプランの一階と地下一階を入れ替えて、地下一階は容積率の緩和が受けられる深さまで掘るのはどうか、という事を提案してみる。そうすれば、容積は少し余裕が出るだろうし、掘り下げる分日影も少し楽になるのではないか、と思ったからだ。
しかし、T先輩はすでにそのプランも検討してくださっていた。さすがというかなんというか。地下一階と一階を入れ替えて、一階に玄関を持ってくると、階段の関係が変わってしまい、二階の子供部屋と我々の寝室の位置を入れ替えなくてはならなくなるのだが、そうするとエレベーターとの関係がうまくいかないらしい。また、地下に父母の書斎を置くとなると日照を得るために一階の玄関まわりに吹き抜けを作る必要が出てきて、そうすると家を出入りする人が皆、父母の書斎から監視されているような状態になってしまうのではないか、ということも気にされていた。
日影の規制も、少々掘り下げた所であまり効いてこないらしい。容積に余裕が出れば三階の南側に作られたバルコニーもなくせるかと思ったのだが、これに関してはT先輩はなくなってしまうと日照が足りなくなってしまうのでなくさない方が良いとの意見だった。
何か名案が浮かぶことを期待して、今は概算見積に必要な図面を揃えることを優先した方が良いだろうと判断し、T先輩の説得に従うことにする。
日影に引っかかる
1月6日にT先輩からメールが届き、どうやら現在のプランでは日影の規制にかかってしまうことが判明したのでプランを変更しなくてはならないとの事が書かれている。また、概算見積を取るためにはもう少し時間が必要であるため、予定を少し遅らせて17日に見積もり用の図面等をTH-1に渡して、28日金曜日あたりまでに概算見積を出してもらうというスケジュールにしましょうとのこと。
翌日。今年最初の打合せは、月ビルにて、父母、妻、僕とT先輩で行う。
まずはプランの説明から。年末の打合せが反映されて地下一階が父母の寝室・書斎になるのかと思いきや、そのへんの変更はされておらず、今まで通り地下一階が玄関・リビングダイニング、一階が父母の寝室・書斎、二階が子供部屋と我々の寝室・水回り、3階が我々のリビングダイニングとなっている。各階に共通する変更点はエレベーターの位置だ。日影規制にかかってしまうのでエレベーターはやはり南側に持っていかざるを得ないらしい。これまでエレベーターホール的な空間を確保していたのだが、これは面積的に無駄だし、一戸建ての住宅である場合、法律的に必要というわけではないのでこの部分を最小限にとどめることにして面積を搾り出している。また、地下一階から一階の間の階段が再び二本に増えて、我々の世帯と父母の世帯の動線がはっきりと分離されている。これは嬉しい変化だ。父と母の寝室も、子供部屋もエレベーターホールを削って捻出した面積をプラスして少しずつだけれども広くなっている。
何よりも今回一番問題を孕んでいる変更点は、我々のメインの空間である三階だ。日影を検討してみると、北東のコーナーをどうしても削らざるをえない。従って、これまでは東西の両方にあったバルコニーを東側のみにして、ボリュームを出来る限り西側に寄せている。そして更に日影規制を避けるために、バッサリと北東の角が斜めに切り落とされている。
これに伴って、これまではダイニング、キッチン、ワークスペース、リビングが緩やかに分節された空間というか、コーナーとなっていたのが、西側に一つの大きな空間がありそこがダイニングキッチン+ワークスペースの空間となっている。また、延床面積の調整と南側からの日射を部屋に入れるために、小さなバルコニーが南側に一つ加えられている。
僕としては何よりもダイニングキッチンとなってしまった点が残念でならない。そしてワークスペースまでもが同じ空間の中に存在しているとなると、我が家で最も散らかるキッチンとデスクの上が、両方ともお客さんを通す空間の中に存在していることになってしまう。また、ソファの置かれる場所の向かい側に小さなバルコニーが来ることによってソファとテレビとの距離が取れないし、窮屈な感じを受ける。
妻も不服そうにゴニョゴニョ言っている。とりあえず、テーブルを今の大きな物から小さな丸テーブルに買い換えることで少し広く見せることと、テレビも小さめのものに買い換えることにしようという話になる。バルコニーの手前の空間にテレビを収納する低めの家具をおいてソファから見られるようにするという話も出る。空間の骨格はやはり変更できなさそうだ。
朝の9時から打合せを開始して終わったのは12時過ぎ。結構くたびれる。
後で妻に、僕が打合せの時に妻が散らかす散らかすと言い過ぎだと、かなり感情的になって叱られる。ダイニングキッチンとワークスペースがワンルームになってしまった事がどうしても残念でなんとかならないかと主張する中で、ついつい言い過ぎてしまったように思う。しかし収納も減るのに、実際散らからないようにする工夫はどのようにしたら良いのだろうか、、、
翌日。今年最初の打合せは、月ビルにて、父母、妻、僕とT先輩で行う。
まずはプランの説明から。年末の打合せが反映されて地下一階が父母の寝室・書斎になるのかと思いきや、そのへんの変更はされておらず、今まで通り地下一階が玄関・リビングダイニング、一階が父母の寝室・書斎、二階が子供部屋と我々の寝室・水回り、3階が我々のリビングダイニングとなっている。各階に共通する変更点はエレベーターの位置だ。日影規制にかかってしまうのでエレベーターはやはり南側に持っていかざるを得ないらしい。これまでエレベーターホール的な空間を確保していたのだが、これは面積的に無駄だし、一戸建ての住宅である場合、法律的に必要というわけではないのでこの部分を最小限にとどめることにして面積を搾り出している。また、地下一階から一階の間の階段が再び二本に増えて、我々の世帯と父母の世帯の動線がはっきりと分離されている。これは嬉しい変化だ。父と母の寝室も、子供部屋もエレベーターホールを削って捻出した面積をプラスして少しずつだけれども広くなっている。
何よりも今回一番問題を孕んでいる変更点は、我々のメインの空間である三階だ。日影を検討してみると、北東のコーナーをどうしても削らざるをえない。従って、これまでは東西の両方にあったバルコニーを東側のみにして、ボリュームを出来る限り西側に寄せている。そして更に日影規制を避けるために、バッサリと北東の角が斜めに切り落とされている。
これに伴って、これまではダイニング、キッチン、ワークスペース、リビングが緩やかに分節された空間というか、コーナーとなっていたのが、西側に一つの大きな空間がありそこがダイニングキッチン+ワークスペースの空間となっている。また、延床面積の調整と南側からの日射を部屋に入れるために、小さなバルコニーが南側に一つ加えられている。
僕としては何よりもダイニングキッチンとなってしまった点が残念でならない。そしてワークスペースまでもが同じ空間の中に存在しているとなると、我が家で最も散らかるキッチンとデスクの上が、両方ともお客さんを通す空間の中に存在していることになってしまう。また、ソファの置かれる場所の向かい側に小さなバルコニーが来ることによってソファとテレビとの距離が取れないし、窮屈な感じを受ける。
妻も不服そうにゴニョゴニョ言っている。とりあえず、テーブルを今の大きな物から小さな丸テーブルに買い換えることで少し広く見せることと、テレビも小さめのものに買い換えることにしようという話になる。バルコニーの手前の空間にテレビを収納する低めの家具をおいてソファから見られるようにするという話も出る。空間の骨格はやはり変更できなさそうだ。
朝の9時から打合せを開始して終わったのは12時過ぎ。結構くたびれる。
後で妻に、僕が打合せの時に妻が散らかす散らかすと言い過ぎだと、かなり感情的になって叱られる。ダイニングキッチンとワークスペースがワンルームになってしまった事がどうしても残念でなんとかならないかと主張する中で、ついつい言い過ぎてしまったように思う。しかし収納も減るのに、実際散らからないようにする工夫はどのようにしたら良いのだろうか、、、
Thursday, January 6, 2011
年末最後の打合せ
12月27日月曜日の夜、T先輩と2010年最後の打ち合わせをすることになる。このところ、メールでのやりとりが続いていて、色々と変更をお願いしていたので、そろそろ直接お話し合いができたらよいなと感じていたので嬉しい。妻も誘って、一緒に調布駅のそばの蛯澤コーヒーで6時に待ち合わせをして行くことにする。
行ってみると、なんと蛯澤コーヒーが違うお店に変わってしまっている。T先輩とお店の前で出会い、仕方ないので、近くにあるシャノアールというちょっと冴えないけれども長居の出来る喫茶店に行くことにする。
コーヒーやらレモンスカッシュなどを頼んで、プランの説明を受ける。1階を地下にした場合、玄関も地下にしなくては、玄関部分が地上1階とみなされてしまうので、玄関部分も地下一階にしなくてはならない。したがって、玄関よりも手前で地下に降りる必要があるとのこと。外部で階段を降りてから玄関に入るというのは、さほど大きな問題ではないのだが、地下一階から地上一階までの階段がながくなってしまい、現在階段の為に確保しているスペースでは厳しくなってしまう。そこで階段をどのように取り回すかを検討し始める。
やはり階段のことになると、なかなかT先輩の思考のスピードについて行けない。
色々話し合いながら検討した結果、地下一階をもう少し掘り込んで深くし、地上一階に直接アクセスする玄関を設ける。地上一階と地下一階を入れ替えて、地下に父母の書斎と寝室、地上一階に玄関、リビング、キッチン等を置く。というのがよいのではないかと話が落ち着く。
その他、日影規制にもしかしたら引っかかる可能性があるので、T先輩が早急にチェックすることとなる。日影に関しては全く考えてもいなかったが、嫌なものが残っていたものだ。
スケジュールについても話し合い、場合によっては概算見積をお願いする日程を少しあとにずらすこともあり得るということにする。
打合せ終了後、近所の八雲という蕎麦屋さんに行き、焼酎のそば湯割りでこぢんまりした忘年会をする。その席でT先輩も新婚旅行は僕達と同じモロッコに行ったという話を聞き、さらに親近感が湧く。
行ってみると、なんと蛯澤コーヒーが違うお店に変わってしまっている。T先輩とお店の前で出会い、仕方ないので、近くにあるシャノアールというちょっと冴えないけれども長居の出来る喫茶店に行くことにする。
コーヒーやらレモンスカッシュなどを頼んで、プランの説明を受ける。1階を地下にした場合、玄関も地下にしなくては、玄関部分が地上1階とみなされてしまうので、玄関部分も地下一階にしなくてはならない。したがって、玄関よりも手前で地下に降りる必要があるとのこと。外部で階段を降りてから玄関に入るというのは、さほど大きな問題ではないのだが、地下一階から地上一階までの階段がながくなってしまい、現在階段の為に確保しているスペースでは厳しくなってしまう。そこで階段をどのように取り回すかを検討し始める。
やはり階段のことになると、なかなかT先輩の思考のスピードについて行けない。
色々話し合いながら検討した結果、地下一階をもう少し掘り込んで深くし、地上一階に直接アクセスする玄関を設ける。地上一階と地下一階を入れ替えて、地下に父母の書斎と寝室、地上一階に玄関、リビング、キッチン等を置く。というのがよいのではないかと話が落ち着く。
その他、日影規制にもしかしたら引っかかる可能性があるので、T先輩が早急にチェックすることとなる。日影に関しては全く考えてもいなかったが、嫌なものが残っていたものだ。
スケジュールについても話し合い、場合によっては概算見積をお願いする日程を少しあとにずらすこともあり得るということにする。
打合せ終了後、近所の八雲という蕎麦屋さんに行き、焼酎のそば湯割りでこぢんまりした忘年会をする。その席でT先輩も新婚旅行は僕達と同じモロッコに行ったという話を聞き、さらに親近感が湧く。
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