Thursday, January 13, 2011

日影に引っかかる

1月6日にT先輩からメールが届き、どうやら現在のプランでは日影の規制にかかってしまうことが判明したのでプランを変更しなくてはならないとの事が書かれている。また、概算見積を取るためにはもう少し時間が必要であるため、予定を少し遅らせて17日に見積もり用の図面等をTH-1に渡して、28日金曜日あたりまでに概算見積を出してもらうというスケジュールにしましょうとのこと。

翌日。今年最初の打合せは、月ビルにて、父母、妻、僕とT先輩で行う。

まずはプランの説明から。年末の打合せが反映されて地下一階が父母の寝室・書斎になるのかと思いきや、そのへんの変更はされておらず、今まで通り地下一階が玄関・リビングダイニング、一階が父母の寝室・書斎、二階が子供部屋と我々の寝室・水回り、3階が我々のリビングダイニングとなっている。各階に共通する変更点はエレベーターの位置だ。日影規制にかかってしまうのでエレベーターはやはり南側に持っていかざるを得ないらしい。これまでエレベーターホール的な空間を確保していたのだが、これは面積的に無駄だし、一戸建ての住宅である場合、法律的に必要というわけではないのでこの部分を最小限にとどめることにして面積を搾り出している。また、地下一階から一階の間の階段が再び二本に増えて、我々の世帯と父母の世帯の動線がはっきりと分離されている。これは嬉しい変化だ。父と母の寝室も、子供部屋もエレベーターホールを削って捻出した面積をプラスして少しずつだけれども広くなっている。

何よりも今回一番問題を孕んでいる変更点は、我々のメインの空間である三階だ。日影を検討してみると、北東のコーナーをどうしても削らざるをえない。従って、これまでは東西の両方にあったバルコニーを東側のみにして、ボリュームを出来る限り西側に寄せている。そして更に日影規制を避けるために、バッサリと北東の角が斜めに切り落とされている。

これに伴って、これまではダイニング、キッチン、ワークスペース、リビングが緩やかに分節された空間というか、コーナーとなっていたのが、西側に一つの大きな空間がありそこがダイニングキッチン+ワークスペースの空間となっている。また、延床面積の調整と南側からの日射を部屋に入れるために、小さなバルコニーが南側に一つ加えられている。

僕としては何よりもダイニングキッチンとなってしまった点が残念でならない。そしてワークスペースまでもが同じ空間の中に存在しているとなると、我が家で最も散らかるキッチンとデスクの上が、両方ともお客さんを通す空間の中に存在していることになってしまう。また、ソファの置かれる場所の向かい側に小さなバルコニーが来ることによってソファとテレビとの距離が取れないし、窮屈な感じを受ける。

妻も不服そうにゴニョゴニョ言っている。とりあえず、テーブルを今の大きな物から小さな丸テーブルに買い換えることで少し広く見せることと、テレビも小さめのものに買い換えることにしようという話になる。バルコニーの手前の空間にテレビを収納する低めの家具をおいてソファから見られるようにするという話も出る。空間の骨格はやはり変更できなさそうだ。

朝の9時から打合せを開始して終わったのは12時過ぎ。結構くたびれる。

後で妻に、僕が打合せの時に妻が散らかす散らかすと言い過ぎだと、かなり感情的になって叱られる。ダイニングキッチンとワークスペースがワンルームになってしまった事がどうしても残念でなんとかならないかと主張する中で、ついつい言い過ぎてしまったように思う。しかし収納も減るのに、実際散らからないようにする工夫はどのようにしたら良いのだろうか、、、

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