用地課に続けて、Tさんと都市計画課に行き(同じ階で打ち合わせ机の真ん前)、正式名称、調布市ほっとするふるさとをはぐくむまちづくり条例のことを聞く。
適用対象となった場合に計画上気をつけなくてはならない点は何かを説明してもらう。要点は;
・隣地から50センチメートル以上離れて建てること
・駐輪場の確保→必要に応じてということなのであんまり関係ないかなぁ。
・駐車場の確保!!!戸数の1/3の駐車台数が必要だとか。そして端数は切り上げ。
でもこれに関しては、二世帯住居のような場合は該当しないですよっと窓口で説明してくれた兄ちゃんがちょっと考えてから言い切りよった。いやまじで、これって計画にむちゃくちゃ影響するから、その判断の根拠を教えてくれよ!Tさんもこの対応にはビックリ。慌ててその判断根拠はどこかに書かれているのか、口約束で大丈夫と言われても困る、と食い下がる。兄ちゃんの説明によると、「隔地駐車」という逃げ道もある(要するに駐車場を借りるということ)。計画の大幅変更がやむを得なくなるような状況で無理やり市役所が駐車場を設けなさいというようなことは言えないとのことだった。敷地に余裕がある場合や大規模な集合住宅の場合とは違うだろうということ。
共有部分を容積算定から除外するために確認申請を共同住宅で出した場合、自動的に集合住宅扱いになって、これらの規定がすべて適用されるのではないか。兄ちゃんは大丈夫だと言うけれども一抹の不安が残る。
・ゴミ置き場の設置→これも二世帯だったら不要とのこと。一応ごみ対策課のイトウさんに電話して聞いてみてくださいとのこと。
・緑化。建物を建てた残置の40%を緑化しろという規則があるらしい。これも緩い規定ですよだって。
・手続きの流れ→要するに確認申請を出す前に2ヶ月必要らしい。これはかなり設計期間を圧縮することになりそう。毎月第三火曜日に連絡協議会があって、それに先立つ前の月末までに相談カードを提出すると、協議会の後2,3週間で関係各課が検討、それから更に2週間くらいで協定締結になって確認申請が出せるらしい。
・近隣への説明会あるいは個別説明、というのも必要らしい。建物の高さを半径にして敷地境界線から測った範囲に入る土地の持ち主に説明をして回らなくてはならないのだそうな。うちの場合6件くらいかな。
終わってからTさんと喫茶店で打ち合わせ。設計の工程表を作ってきてくださったのでそれを拝見。保証金の概算額提示から構造を決めて、という流れだと基本設計期間がかなり厳しいことになりそう。やっぱり今年度予算で保証契約をするのはちと無理だな、という結論になる。ホッとする条例も時間を食うし。
僕が考えたラフなプランについても少し話をする。ひどい図面なので恥ずかしかったけれども、真面目に見てくれていてとても嬉しい。共同住宅にして共用部分を容積から除外するということと、四層になるということ、この二つのせいでホッとする条例が適用されてしまうので、欲張り過ぎかな、手間をかけることになり過ぎるかなと恐縮していたのだけど、Tさんは四層にして空間にゆとりを持たせるのは良さそうなアイディアだと言ってくださる。ま、予算の問題がどうなるか心配だけど。
最近の工事単価などについて話して、帰路に着く。
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