Friday, October 15, 2010

なんだか急な展開その2

一昨日、母から連絡があり、翌日に市役所の人が用地・建物の補償について相談をしにくると言われたとのこと。なんだか急な話だ。僕も妻も家にはいないので、母と父がとりあえず対応することになった。

これからT先輩の事務所を訪問しようという、少し前に母に電話をしてどのようなことが市役所の人から言われたのかを聞いた。

驚いたことに、先日の話しでは、市の今年度の予算は底をついているので、我が家の用地・建物補償は来年度になりますよ、という話だったのに、なんと市の予算と東京都の補助金を整理してみると、我が家一軒分くらいの補償ならなんとか捻出できるだろうというのだ。

もし今年度の予算でお願いすることになった場合は、今後どのようなスケジュールで事が進むのかという話もあったという。それによると、来年の2月頃に金額の提示と契約の締結。3月中に道路用地部分の土地代金の支払いと、建物保証金の一部を支払い。そして来年度の4月から12月末までに道路部分を更地にして明け渡すという流れになるらしい。

となると、来年の12月までに設計をすべて終わらせて着工の出来るところまで進んでいる必要がある。11月から設計を始めたとしてちょうど丸一年。T先輩の話だと、通常9ヶ月で設計は終わるという話なので無理ではないけれども、、、

そしてさらに驚きなのが、補助金の申請を10月以内にしなくてはならないので、来週中にこの話に乗るか乗らないか、返事をして欲しいというのだ。あまりにもせわしない。

夕食を食べた後、話を聞いた両親からもう一度説明をしてもらう。父は慎重な様子。子供部屋が狭くて年中喧嘩をしているのを見ている母は、少しでも早く新築を、とやや前のめりな感じ。ぼくもT先輩の話を聞いたあとだったので、場合によっては今年度という話もありかな、という気持ちになっている。

この通りの並びでかなり早くに新築までこぎつけられるというのは、他の住民の方達に対してもアピールするのではないか、などと考えてしまう。

その後、家に戻って、物事の急展開に頭がのぼせている感じがしたので、実家に帰っている妻に電話をして頭の整理と沈静化をしようと思う。

一通りのことを漏れがないように文章にして妻にメールをし、読み終わってから電話をくれるようにお願いする。

結論から言うと、僕はちょっと心配なくらい前のめりになっているので気をつけろ、時間に少しでもゆとりがあった方が今病み上がりで復職を前にしている僕と妻にとってはありがたいのではないか、だから今年度という話は断って、予定通り来年度の予算で補償してもらえば良いのではないか、というところに落ち着いた。

まあ、そうだよなあ...

病み上がりで、復職してからもしばらくの間、職務軽減をしてもらうのに、空いた時間を自宅の設計に費やして疲労困憊するなんて、ちょっと話にならない。妻も母親の看病があるし、体調も万全とは全く言えない状態だし、やはり復職を控えている身で肉体的・精神的にゆとりがない。ここははやる気持ちを抑えて、スローペースで行くべきだろうな。

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