Saturday, September 15, 2012

キッチンズキッチンの換気扇


ポーターズ・ペイントでのワークショップの後、タリーズで昼食を取り、田中さんと少し打合せ。

3階テラスのカウンター下に設置する室外機の配置が中々難しく、いまこのような形で交渉していると言うことの報告を受けました。見た目としてもカウンターの使い勝手としても、できるだけ奥の方に室外機を設置したいのですが、メーカーや設備屋さんとしてはメンテナンスや気流のことを考慮すると、なるべく手前に置いてほしいというせめぎ合いです。こういうところも田中さんはとことん粘り強く交渉してくれているのだなと頭が下がります。そのほか、家具の納まりの変更などを話し合って、次の目的地、用賀へ移動しました。


月ビル3階のキッチンは正面の壁面に換気扇を取り付けるのが難しい形状になっていることと、カウンターの奥行きにかなりゆとりのある設計になっているので、下引きといって、カウンターの上に吸気口があり、カウンターの下から外に抜ける排気口のあるタイプのものとなっています。

そのような特殊な換気扇の国産の製品がこちら。アッカスタイル社製。



この製品を指定していたのですが、最近になって、油煙の吸い込みが悪いというクレームがあり、メーカーとしては国産の3口コンロではなく、輸入品の3つ口が1列に並んでいる奥行きの少ないタイプのコンロでないと困るということを言われてしまいました。
具体的に言うと、Teka社の3つ口コンロです。


ただし、輸入のIHコンロなので魚焼きグリルはついていません。

そこで田中さんが新たに、キッチンズキッチンという会社の取り扱っているアメリカ製の下引き型の換気扇を紹介してくださいました。

それがこちら。昇降式だそうです。ちなみに湾曲しているアクリル板は関係ありません。


この製品が見られるということで来たのが用賀のリネア・タラーラというキッチンのショールームです。

ところが残念ながらすでに目的としていた換気扇はなくなり、BESTという社名の入ったやはり昇降式の換気扇に置き換えられていました。スムーズな昇降動作といい、タッチパネルによる操作といい、ちょっと高級そうな換気扇で、およびじゃないという感じでした。

目的の換気扇はみられませんでしたが、ショールームに展示されていた輸入IHコンロを見てキッチンの収納を見て、グリルが無い分、コンロのすぐしたから収納に使用出来て、それはかなりのアドバンテージだなと感じました。妻がグリルはオーブンレンジで代用できるから必須ではないと言っていたので、グリルなしコンロは検討に値すると思いました。

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