Saturday, September 15, 2012

9月15日の現場定例


現場に4時に到着し定例。

渡辺さん、平川さんとも暑さと疲れと忙しさのせいかやややつれて見えます。

まずデッキ材の色の確認。地下と1階のデッキは栗、3階テラスは壁と天井の色に合わせて選ぶことにしました(松?)。

ガラス貼るフィルムのサンプルを実際にガラスに押し付けて見るとどうなるか見てみる。ニュートラルの少し暗めで透明感もほどほどある50とか35くらいで良いのではないかと思いましたが、遮熱性能などのデータが手元に無いので幸子さんが来週開けにその内容を送ってくれて、検討することになりました。

キッチンと一階のタイルの確認。白くペンキを塗る場所の下地の色を少しだけグレーの混じった色にする。真白は返って寒々しい印象。

そしてかなり細かい箇所について塗装の種類を決めて行きました。家具の内部や扉の枠、框などなど。クリアラッカーにするかオスモにするか、AEPにするかオイルペイントにするか。手垢が付きやすい箇所、拭き掃除をする場所はオイルペイント、三部ツヤ。シナはオスモでは染み込んでしまってけばけばするのでクリアラッカー、と言うルールで決めていきました。ある程度ルールのようなものが無いと、こんなにたくさんの箇所を一つ一つ決めるのは難しいと思います。

人研ぎと人造大理石にした場合の追加の見積もりをもらうが人研ぎが125000くらい人造大理石が300000強。かなり値段の開きがあります。人研ぎにせざるを得ないだろうなあと思う。色味は白っぽい淡いグレーでサンプルを作ってもらうことになりました。その他にどんな色味の骨材があるのかも見せてもらえる様にお願いしました。

その後現場を回りながら必要なことを決めて行きました。

まず階段の段板の止め付け方。コンクリートに木の板を載せるので反ったりする可能性があるので上からビスを打って留めたいとのこと。仕方ないので了承する。幸子さんは少ない箇所の方が良いと言っていたけれども真ん中に木栓が揃うよりも4列で真ん中を外した方が良いと思ったのですその様にお願いしました。

窓の額縁の塗装について、3階は濃いめの色。2階はシナを使っている箇所が多いのでクリア塗装。子ども室側は既に濃い色で塗られていたがそっち側は濃い色で問題なし。天井が断熱材付きのラワンいたの素地仕上げなので色味的に問題ないと思いました。

外に出て外部配管に使うラッキングの板金の色を決める。温水管などを断熱材で包んでそれを覆うものらしいです。他の塩ビ管に合わせて微妙な色合いでしたが緑がかったグレーしました。

父の書斎の上部に当たる1階ベンチの下の部分の色の塗り分けの境界線を検討しました。ベンチ下端まで垂直面は漆喰、床タイルを抑えるアングルも白ということになりました。フロアによって仕上げが違うので、フロアの境界をまたぐ部分は扱いが難しいです。

木製サッシの額縁はサンプルも見たのですが、光の加減でよく分かりません。職人さんに任せてサッシの色になるべく近い色で調色して塗ってもらうことにしました。

1階のダイニングまでは既にタイルの下地となるモルタルが敷かれています。早く敷かれて硬化している部分を乗り越えて地下に降りました。地下ではわずかに突出しているホールと寝室の間の梁の側面を漆喰で塗るか天井に合わせて打放しのままにするか話し合い、垂直面は漆喰を塗ると言うルールで行こうと言うことになりました。

父の書斎からの窓の見上げはなかなか面白い位置関係になっています。書斎のスペースとしてはかなり籠っている感じになっているように感じました。

3階に戻り、父に電話をしてTH-1のスタッフが飾棚を取りに行く日時を父と相談して20日の10時と決めました。合わせて冷蔵庫の寸法を父に測ってもらいました。1階のキッチンは幅がかなりシビアらしいのです。当初は620mmと伝わっていて、しかし現場では10mmしか余裕が残っていないとのこと。父からすぐ返事の電話があり計ってみたら実際は600ミリとのこと。渡辺さんがホッとしていました。

最後にさっきタリーズで打合せした内容と同じ家具の収まりについて話し合いました。子ども室の収納の奥行きを増やしてカーテンが戸先ギリギリまで来る様にすることになりました。

渡辺さん平川さんとの定例が6時ごろ終わってから田中さんと1階キッチンの裏に作るデッキの手すりについて話し合いました。現況では万年塀側には手摺をつけていないのだがつけた方が良いだろうと言うことになりその手摺の取り付け方を幸子さんに説明してもらいました。アングルやらガセットプレートとやらを組み合わせて作るので納まりがややこしい。

特にその手摺の先端に扉を付けて普段は閉めておけるような機構をどうやって作るかと言うことを考えました。しかし普段鉄骨の納まりなど考えていないぼくに取って田中さんの思考についていくのはかなり困難。アヤフヤな返事しかできずなかなか結論がでません。結局、門扉用のフランス落しの様な大きめの金物を使うことに決めて良しとしました。

やっと終わって帰ろうとしたら平川さんに捕まり、洗濯機置場の照明が50Wのクリプトン球になるが良いか聞かれました。元はなかった天井がついて浅くて小さいサイズのダウンライトしか付かないためだそうです。クリプトン球自体は珍しいものではなくコンビニでも買えるものだということなので、よしとしました。

もう一点、1階ダイニングにルイポールセンの照明器具PH50の白は納期がかなり掛かるので竣工に間に合いませんとの報告を受ける。確かココナッツホワイトを指定するつもりでいたので、それと同じ色のことなのか確認しなくては。

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