Wednesday, February 29, 2012

窓辺の設計

昨晩、田中さんから電話があり玄関ホールのベンチの側面の窓台の高さを少し下げた方が良いのではないかというご相談。

そして今朝、その部分の図面に手書きで修正をしたものが送られてきました。
田中さんに指摘されると、確かに窓台がやや高すぎるように思えます。今のままだと前面道路からベンチに座っている人の顔半分くらいが見える高さ。窓の下端をもう少し低くして肩ぐらいまでが出るくらいが良さそう。


平面図で見るとこの位置↓。
このベンチはもともとは窓に背を向けて内側を向いて座るように計画されていたのですが、田中さんのアイディアで90度向きを変えて、景色を楽しめるようになりました。


アイディアの源泉の一つは塚本研究室が出版した「窓のふるまい学」という本。
田中さんと、以前にこの本は良いねと話していたのですが、ここに来て活躍してくれるとは。
その時にメールで送って頂いたのがこちら。


と、こちら。


読書する姿が絵になりそうな窓辺の空間です。

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