Friday, December 17, 2010

階段が減ったプランを父母に説明する

12月15日
会議と産業医面談を済ませて、早めに帰宅。夕食を済ませた後に2階に行き、父と母に構造設計の打合せを済ませたあとのプランを説明しに行く。

妻には前日に階段が一本になったことを説明して、うぇっという反応だったけれども、まあこれからのことを考えると、二世帯間の距離が縮まるのも悪くないかもしれない、とやや諦め気味にポジティブな反応をしてくれる。

父と母にもひと通り、東京都の安全条例のせいで、どうしても階段を一本減らさなくてはならないのだと説明する。母は、提案される設計に関してはもう文句を言うまいと考えているのか、構わないという反応。父は、内玄関を一度出ないと1階から2階に行かれないのが嫌だなという反応。この点に関しては仕方ないのだから諦めてもらうしかないのだが、嫌だという反応をされるのは辛い。父はさらに階段の勾配がキツイことに関して、非常に嫌そうだ。分度器を持ってきて、45度だという。45度はスキー場だったら恐ろしくて降りられないような急な勾配だという話もする。たしかに勾配がキツイことは分かっていたけれども面積を節約するためには仕方のないことなのだ。エレベーターを使ってくれとしか言えない。

玄関の靴を脱ぎ履きするスペースはどこにあるのか、と父が質問してくる。母がすかさず、土足なのだから靴の脱ぎ履きはしないのだと言う。父は、それは母の意見で自分は賛成していないなどと、今更言う。これまで打合せの度に土足前提で話をしてきたのだし、そういう図面を出していたのに、今更そんなことを言われても困るとしか言いようがない。まあ、無視するしかないな。

母が階段ホールを通して、音や熱が他の階へと広がってしまうのではないかと心配だと言う。それに関しては要相談だと思い、メモをする。

インテリアの材料にかんしてもイメージを伝えてほしいと言って、前の晩に妻と二人で見て気に入ったものに付箋を貼った雑誌や本を、同じようにやって欲しいと言って、おいてくる。父はリノリウムのような材料は嫌だと言い、母はリノリウムが良いという。父は書斎は無垢のフローリングが良いらしい。母は音のことを考えると2階にフローリングは避けたほうが良いのではと考えているらしい。1階はタイルも良いなと母が言えば父が嫌だと言う。まるで意見が噛み合わない。

冷暖房についても、予算が許せば輻射冷暖房が良いだろうという話をしておく。

予算について、改めて試算をしたものを見せる。母はなるべく節約して自己資金は温存する方が良いという。しかし、エレベーターを付けることや、収納家具等を作りつけることを考えると、建設費はそれほど絞れないのではないだろうかと思う。取り敢えず試算をT先輩に見せて相談してみようかと思う。母は将来に対する不安がかなりあるようだ。大丈夫なのか心配になる。

リョウはまだ学校に行かないらしいし、ノゾムは風邪を引いているらしいのだが、母に対してかなりひどい暴言を吐くらしい。その話を聞いただけで気が滅入る。我が家が抱えている問題はなかなか大きいのだと改めて思う。

父と母への説明を済ませて帰宅すると、妻が散歩から戻ってパソコンに向かいファームヴィルをやっている。ゲームばっかりしやがってと、むっとする。なんだか以前のリフォームの時のように、新しい家の設計に関して孤立しているように感じてしまう。みんなの幸せを願ってあれこれ考え苦労しているのに、なかなか本音を言わないというか、具体的に考える努力をしないで、相談すると文句だけを言う。こんなんじゃやってられない。T先輩と二人で相談してすべて決めてしまおうかとさえ思う。

むっとしていたら妻が少し反省したのか、インテリアについて考えてみると言ってくれる。

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