Sunday, December 26, 2010

地上3階、地下1階に

12月24日(金曜日)

仕事場でパソコンを見ていたら、夕方にT先輩からメールが届く。

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地下案考えてみました。
 
それと、南側にEVがあって陽が入らないのがずっと気になっていたのです
地下化に伴い、レベルを下げることができるので南北を反転してみました。
(EVのオーバーヘッド確保のため、以前は斜線に当たっていました。)
4階の様子はよくなったと思うのですが、どうでしょうか。
 
ちょっと不確定要素としては、
地盤面の出し方と、地下の天井高さの1/3の出し方が、どう指導されるかです。
もしかすると、もう少し地下のレベルを下げなくてはならないかもしれません。
それから、共有玄関が1階とみなされないかが心配です。
 
それから、1~3階までの階段を以前のままにするために
地下のリビングダイニングには、ゆるい階段で降りることにしています。
将来昇降機をつけることもできると思ってそうしましたが、
やばりバリアフリーでないことが気になってます。
 
玄関も地下にすると、地下から1階までの階段が長すぎて
1階(ご両親の寝室とワークスペース)のプランを変更する必要があります。
 
とりいそぎ、送ります。
鈴木さんに明日図面を送りたいと思っているので、相談したいです。
あとでまた電話しますね。
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なんと、もう地下案が出来ている!驚異的なスピードだ。
図面の内容を見てみると、メールに書かれている通り、これまでのプランとの大きな変更は、少し全体を地下に沈めたという点だ。しかしこれに伴い、エレベーターのオーバーヘッドが斜線規制にかからなくなるので、プランの南北を完全に反転して、階段とエレベーターが北側に移動している。そして、問題だった階段が復活して、2,3階間の階段が2本に戻っている。

僕は、地下室というのはてっきり、天井高の3分の1以下が地上に出ている部屋のことだと定義されているのだろうと思っていたので、この程度の地下化(約1m)で今までの1階が地下室になるのだとは思っていなかった。T先輩も役所がどのように判断するのかまだ読みきれてはいないようだが。そういえば、O先輩の設計した自邸を観に行ったとき、実質4階建てなのだけど、玄関を2階に作って、そこを1階として見てもらうことによって、3階建てであると言う事にして防火区画の規制を逃れるという手段を取っていたのを思い出す。似たような手段なのだろうか。

気になる点といえば、すべて既にT先輩がメールに書かれている。玄関から地下に降りるときに階段が数段あり、バリアフリーではなくなっている点ぐらいだろう。それ以外は階段とエレベーターが北側に移動したことによって、採光の面では大きく改善されているのではないだろうか。

T先輩から電話がかかってきたのでお礼を言い、このプランで家族と相談してみることを約束する。

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