Wednesday, May 30, 2012

木柱脚部の納まり


10時過ぎに現場で田中さんと会いガストに行き打合せ。西調布は駅近辺に手頃な打合せスペースがないので毎度ガストに行くことになってしまいます。

これは室内側の柱脚とコンクリートの腰壁の接合部。
当初は間にスチールのプレートを挟み込む予定だったのですが、直接接合できるということなので、スチールプレートは省略することになりました。


東側軒先の柱脚部分の納まりについても話し合いました、というか田中さんが提案してくださったことをなんとか理解したというレベルではあるのですが。

板金をどこまで回すか、シールを打つ箇所などなど、とにかく柱脚の断面が露わになる端部を濡らさないようにするための工夫を考えて下さっています。


西側に関しては外観としてあまり重要ではないと言うことや、テラスがなくてメンテナンスしにくいと言うことで木部も全部板金でくるむ事にしました。

続けてテラス部分の、カウンター、植栽ポットの詳細、水勾配の向きなどを話し合いました。

最後に門柱とベンチのデザイン、アプローチの舗装などについて話し合いました。なかなか楽しげな感じになってきました。話し合いの中で門柱から片持ちでカウンターをくっつけることになり、なかなかユーモラスな感じになりそう。

門柱に仕込んで三日月の形の穴から光が漏れるようにすること、そしてそのための照明器具についても相談しました。

Saturday, May 26, 2012

地下室の様子

配筋検査後に地下室に下りさせてもらいました。

寝室の部分はもう型枠がなくなっていました。
天井はコンクリート打ち放し仕上げなのでこの状態で完成です。コンクリートはとても綺麗に打たれています。思ったよりもちょっとつやつやしているのが気になります。


壁には職人さんへの注意書きが。


寝室の西側の開口部からドライエリアを見たところ。
ドライエリア偉大なり。とっても明るくて気持ちよい空間になっています。
天井に像が映り込んでいていかに緻密で平滑に出来ているのかが分かります。


コンクリートのディテール

階段の踏面。階段のような複雑な形状に上からコンクリートを流し込むのは難しいだろうなと思っていたのですが、やはり少し気泡が残るようで階段の踏面には泡の後が出来ていました。


 2階子供室前のホールの床に作られた穴。ここから1階のエントランスホールが見下ろせるようになります。


子供室の部分の外壁はコンクリート打ち放しになるのですが、打ち継ぎの上端の部分に写真のように段差をつけることによってシーリングの必要のない型枠の目地と同じような打ち継ぎ面にすることが可能なのだそうです。


2階壁面の配筋検査

今日は配筋検査です。構造設計の長谷川さんと鈴木さんが来て配筋の不具合がないかチェックして回ります。もちろん田中さんも来て電気の配線や壁面のスリーブ(貫通する穴)の位置などを確認します。

これは1階から2階に上る階段の上のスペースに設けた洗濯機スペースです。


子供室前のホールの端に位置する窓。南側はなかなか日当たりが良さそうです。
左側に少し見えているのがエレベーターシャフト。右側が子世帯の水回り。


子供室の窓。今は向かい側にまだ郵便局が建っていますが、いずれ取り壊されて幅員16メートルの道路になる予定なので、眺めが良くなりそうです。


子世帯の寝室。西隣りのアパートは背が低いので空が広く見えそうです。ちょっと西日が暑いかもしれないけど。
CD管で先行配管されているのはベッドの枕元の照明とそのスイッチ。照明器具が少し大きめのものに変更になったので窓に掛からないように台座の位置を少し下げてもらうことになりました。


寝室から東側の子供室を見たところ。ここは3階へ上る階段ができるのでこのような見通しはいずれなくなります。
奥の方では平川さんが該当する箇所の構造の仕様を読み上げ、渡邊さんが実際に配筋されているものを測り、長谷川さんが確認しています。鉄筋の太さ、配筋のピッチなど丁寧に見て回り、最後に是正指摘箇所のリストを平川さんが読み上げて再確認します。配筋の職人さんもいるのでその場で直せる箇所はどんどん直して長谷川さんのOKをもらいます。


子世帯玄関の窓。南側を向いて大きな窓がつくのですが、隣のアパートの廊下を見下ろすような位置関係になってしまっているので、隣が建て代わるまではスクリーンで目隠しをしておく必要がありそうです。ちょっと残念。


構造のお二人と現場監督の渡邊さん、平川さんが配筋方法について検討しています。


北側の子供室から西側を見たところ。左の塊がエレベーターシャフト。


南側の子供室から西側を見たところ。子世帯のお風呂・洗面所がエレベーターシャフトの影に少し見えています。


配筋検査が終了した後、3階の木造部分の建て方について話し合いました。現場監督の渡邊さんが現在考えている建て方の方法について説明し、構造の鈴木さん、長谷川さんがそれで問題ないかを確認します。構造設計をする人は、施工に関することも良く分かっているのだなぁと感心。

6月になったら木造の屋根構造であり天井となる材料の検査、そして工場での仮組を確認しに行くことになりました。いよいよ上棟も近づいて来たのだな、と実感しました。ちょうど梅雨の時期になるので、タイミング良く晴れてくれることを祈ります。

変わる街並み

月ビルから2軒となりのアパートの取り壊しが始まりました。
パナソニックのプレファブアパートなのですが、壊すのも簡単そう。鉄骨の骨組みを残して、どんどんバラバラに解体されていきます。この場所もセットバックすると、道路の西側は文房具屋さんとパン屋さんだけが突き出した状態で残ることになります。南となりの文房具屋さん(2階はアパート)はどうなるんだろう?


月ビルを正面から見ると現在はこのような様子。


そして近寄って見上げるとこのような状態です。


型枠と支保工が取れるとどんな感じに見えるのかとても楽しみです。

Wednesday, May 23, 2012

2階のボリューム

昨日の朝現場を見たら、もう2階の水回りの壁の型枠が作られているのがチラッと見えました。そして夜になると2階の道路側に張り出している子供室の部分の型枠が組み上がっていました。


なかなかのボリューム感があります。

3階テラスの手摺が養老乃瀧の屋上と微妙な高さ関係になっているのが少々きになります。養老乃瀧の屋上には室外機がたくさん置かれていて雑然としていることが予想されるのであまり視界に入って欲しくはありません。

1階から2階へ上る階段部分は型枠もばらされ、職人さんが上り下りしていました。

Sunday, May 20, 2012

2階の外壁パネル組み上がり

やはり予想通り昨日のうちに2階の外壁パネルの組み立てが完了していました。


月曜日から型枠と配筋の工事が始まるのだと思います。

Saturday, May 19, 2012

openvisionで打合せ

午後3時より少し前にオープンヴィジョンに到着。なんと田中さんのご主人であり、オープンヴィジョンでのパートナーである斉藤さんが出迎えて下さいました。斉藤さんも大学の研究室の先輩なのですが、コーヒーを入れてくれたりして恐縮してしまいます。

打合せ開始。

■外観に出てくる素材の色決め。
屋根はダークグレー、外壁はカルダンパネルに少し白っぽいランデックスコートを塗布した薄いグレー、そしてアルミサッシはダークブラウンと言うことが既に決まっています。今回色を決めなくてはならないのは、軒先に付く雨樋、その下に見えてくるカルダンパネル上端に被さる水切り、そして竪樋。どこで屋根の暗い色と、外壁の淡い色との境界線を引くかが問題です。色々検討した結果、雨樋はダークグレー、水切りから下が明るいグレーに近いシルバーとなりました。
そして竪樋の色なのですが、設備の方が書いた仕様には「耐火ビニル二層管」と記されています。この二層管というのは斉藤さんの説明によると、塩ビ管のまわりを繊維モルタルで包んだもののことで質量があるので流下音が低減されるグレードの高いものなのだそうです。質感としては割とポソポソしているとのこと。ところが、同じ壁面に平行して配水管やドレインが並ぶのですが、こちらは塩ビ管となっています。平行して配置される配管類の素材感はできるだけ揃えたいし、屋外配管に二層管を敢えて使う必要も無いだろうということで、全て塩ビ管に揃えることにしました。

■3階東側テラスに面するサッシと方立ての納まり
田中さんが手書きで描いた10分の1の図面を見ながら検討です。いつものことながら、こういう入り組んだ細かくてメカニカルな箇所をささっと手書きで描いてしまえるのには関心します。何が何をどうやって支えているかという理屈を今一つ理解できていないぼくとしては出来上がりの姿がどのようになるのかを想像するので精一杯です。サッシを支える方立ての寸法は風圧に耐えるため構造の人に適切な寸法を相談する必要があるとのことでしたが、見た目にも重要な要素なので意匠としても検討が必要な箇所です。今回はハニカムサーモという断熱効果のあるスクリーンを取り付けるので、それとの関係も考慮に入れて、当初のスケッチで描かれていたスチールのアングルの向きを反転させることにしました。

■木屋根構造とコンクリート立ち上がりの関係
もともとはコンクリートの立ち上がりの上面にスチールのプレートを取り付けて、そこにホームコネクターと呼ばれる金物を溶接し、木部と緊結するという方法をとることになっていたのですが、プレートなしで直接コンクリートに木屋根構造を載せてしまうことができるかも知れないという話しになっているのだそうです。プレートの厚みは9mm。底目地のようになって、それはそれでシャープに見えるかなと思ったのですが、田中さんが手元にあった模型材料を使ってこんな感じに見えるよ、と実物大で確認してみたところ、9mmが意外に分厚くて奥に控えているとは言え存在感があって何か挟まっているという感じがしたので、室内側は余計な物は一切省略してコンクリートと木屋根構造が直接緊結されるような形にすることにしました。テラス側の軒先部分に関しては雨がはねたりすることも想定してコンクリートの上に木構造を直接載せるのはやめてプレートを挟み込むことにしました。
目地の幅が、それを見る場所からの距離との関係でかなり印象が変わってくることを学びました。今回の場合、コンクリートの上端が座ったときの目線の高さに近いということも効いているのだと思います。

■トップライトの窓まわり
せっかく今回はソリッドな木の塊で木屋根の構造を作るので、窓まわりで木の塊の断面が見えると良いなと思い、そのような納まりになることをお願いしていました。しかし1階のエントランスホールでもそうでしたが、窓まわりは色々な機能を担う部材が必要となってきます。このトップライトでも、窓を開けたまま換気ができるように網戸が必要となります。木屋根構造材よりも室内側に網戸を付けるとせっかくの木口をあらわしにした意味が半減してしまうので、構造よりも室外よりに網戸を設置したいところ。でもあんまり窓に近くなってしまうと、軸回転式の窓なので網戸と窓が干渉してしまい開いたままにすることができなくなってしまいます。なのでその問題を解決するために、窓全体を少し外へ押し出すような形で屋根に取り付けることにしました。外観の印象は変わるかも知れないけど、あんまり見える場所でもないので、気にする必要もないでしょう。

■トップライトの取り付け位置
南側に取り付けられるトップライトはちょうどデスクを置く場所の正面に来るように位置が決まっています。なのでデスクに向かっているときに外が見えたら良いなと思い、当初の設計よりも下げてはどうかと田中さんと相談しました。これも実際にどのくらいの位置関係になるのか田中さんが段ボールの板を持ってきて実物大で検討。けれども排煙の規定(?)で天井からの距離が制限されているので、現状よりも下げられて70mmくらいと言うことが分かり、さほど下げる意味もなさそうだと感じました。そして、窓を下げることによって木構造あらわしになっている天井面の連続性が弱まってしまうことも分かり、やはり天井面(壁面?)の真ん中にすることに落ち着きました。空を見上げるための窓だと考えれば、それも良いように思えます。
キッチン正面の窓に関しては、隣りの養老乃瀧の建物の窓と向かいあってしまう可能性もあるので、もう少し保留。でも例え養老乃瀧の開口部の位置がずれていたとしても、壁がかなり近くまで迫ってきているので、眺望はほとんど期待できないので、場合によっては少し窓位置を高くして空が見えるような所まで移動するのもありだな、と思いました。

■地下へ降りる階段
この階段はちょっと複雑で、作り付けの家具で構成される部分と壁からの片持ち梁で支えられる部分とがあります。田中さんが段板とそれを支えるコンクリートの片持ち梁とがぴたっと揃ってしまうのもどうかと思うと仰有り、こういうのはどうかなと言ってシャルロット・ペリアンの設計した住宅の階段の写真を見せてくれました。(田中さんはコルビュジエと協働したペリアンとアイリーン・グレイといういずれも細やかな設計をする女性の建築家にとても興味があるとのこと。なんだか納得。)ということで、片持ち梁の端部を少し奥に縮めて段板を張り出させることとしました。
階段の段鼻についてはノンスリップ加工をすることとなっていましたが、斉藤さんの提案で集成材の段板の鼻先に堅木で色の違うチーク材の様な物を少しだけ出っ張らせて埋め込むのが良いだろうということになりました。

■キッチン
一通り田中さんの用意していた議題に決着をつけたところで僕からキッチン家具のことで収納量をできるだけ増やせないかということ相談しました。現在の仮住まいでもキッチンまわりはどうしても物が増えてしまって雑然としてしまっているので。あわせて、キッチンカウンターをどうしようかということも相談しました。現在選択しているIHコンロだとコンロの周囲を木では作れないのだそうで、そうなってくると全体も木ではなくステンレスか人造大理石かと言った選択になってきます。キッチンカウンターの上面に設置される換気扇がステンレス・ヘアラインなのでそれに揃えるのが無難という感じ。でもちょっとインテリアとしてはギラギラしすぎにならないか心配です。他の選択肢として、「人研ぎ」という大理石の骨材を入れたモルタルを手作業で研ぎ出すという方法があります。でもやってくれる職人さんが少ないとのこと。ちょっと興味あるのですが難しいのかな。

■インテリア
最後に3階の家具について田中さんの意見を聞きました。今度の引越を期に色々と家具も買い替えたいと考えているのですが、空間のイメージと合うものがどのような物なのか考えれば考えるほど分からなくなってきてしまっていました。それに、現在仮住まいで使用している家具も引越を前に買い替えられたらと考えているので建築より少し先行してイメージを固めたいと考えています。
最初は内装に木が多く使われているので家具もそれに合わせて木の家具が良いなと考えていたのですが、照明もモリソンのフロスという白い磨りガラスのボール状の物なので、少し白くて工業製品的な素材を取り入れても良いかなという気持ちになってきていました。
田中さんの意見はどうなんだろうと思っていたので聞いて見たのですが、田中さんとしてはあんまりきちっと全体を揃えてしまって息苦しくなるよりも、ある程度不揃いでも良いから少しずつ気に入った物を買い足して行くのが良いのでは、という意見でした。それもいいな。
建築家は家具までデザインする人も沢山いるし、自分の作った空間にはこの家具、と決め打ちしている人もいます。でもそう言う緊張感のある空間よりもリラックスした空間の方が月ビルのような建築には合っているように思います。
ちょっとずつ買い足して行って買い足す度にそれまでに入手していた家具との組み合わせを考えて柔軟に判断していくというのは、最初から決定打的な解答を求めるというのではなく、じわじわと展開に合わせて連なる決定をしていくという田中さんの設計スタイルにもあっているような気がします。

2階の外壁パネル設置

朝散歩で現場の前を通りかかると、昨日搬入されたカルダンパネルがもう既に組み上がり始めていて、外壁の輪郭が見えています。今日中には全部組み上がってしまうのでしょうか。


Friday, May 18, 2012

カルダンパネルの搬入

コンクリートの打設が済んで、翌日には水準器が2階に置かれているのが見えました。早速墨だしが行われていたのだと思います。
そしてその翌日、外壁のカルダンパネルがクレーンで搬入されています。
2階の奥の方に搬入するためなのか、高々とクレーンが伸ばされてパネルを持ち上げています。


待ち時間ができたのか、よく見るとクレーン車の運転手さんが居眠りをしています。


Wednesday, May 16, 2012

コンクリート打設(1階壁面と2階床スラブ)

朝9時からコンクリートの打設。
カメラのメモリーカードを忘れてしまい写真がほとんど撮れませんでした。

毎回のことですが、コンクリート受入時の放射線検査を行います。
感覚が鈍ってきているせいなのか、今回も大丈夫だろうと思ってしまいあまり緊張はしませんでしたが、やっぱり問題なしと聞くと良かったなと感じます。

そして検査会社の方がコンクリートの物性を試験します。
配合表通りの結果が出ていざ打設です。

高々と掲げられたポンプ車のアームからコンクリートが流し込まれます。


2階から、1階の玄関ポーチの庇の先端までコンクリートを流し込まなくてはならないので、きっと圧力もかなり必要なのでしょう。上からバイブレーターを突っ込んで、下からも型枠の上から金槌、木槌、バイブレーターでけたたましい音をたてて叩いています。ちょっと近所迷惑が心配。
それにしてもバイブレーターの威力はすごい。
液状化現象と同じような効果なのかな?薄い庇の先端までドロドロのコンクリートが埋められるというのは不思議でなりません。


現場監督の渡邊さんも平川さんも大忙しで、自ら型枠を叩いたりしてコンクリートのつまり具合を確認しているようでした。コンクリートの打設が失敗するとジャンカと呼ばれる空隙部分ができてしまうので緊張する場面なのだと思います。

Monday, May 14, 2012

現場の様子(2階)

先日配筋検査が終わって、是正工事も完了した状態の2階に上りました。

西端から東を見たところ。
2階は子供部屋部分が東側に張り出しているので他の階よりも面積が広いということもあり、広々しています。


逆に、道路側から西を見たところ。
西側に隣接するアパートは背が低いので、3階までできれば屋根越しに中央道が眺められそうです。


前面道路際。
この部分は外断熱パネルが付かずコンクリート打ち放しになるので型枠ができています。


エレベーターシャフト。
フタをしてあるのが不思議。


2階の子供室前からエントランスホールを見下ろす床の開口部の型枠です。
どんな感じになるのか楽しみ。


CD管の配管を確認し、集中している箇所に補強筋を入れていることを説明しています。


北側に隣接する養老乃瀧の建物。渡邊さんが開口部のおおよその位置を測って、それをもとに月ビルの窓が向かい合ってしまわないように調整する予定。



現場の様子(1階)

中間検査の際に一緒に現場に入らせてもらいました。
道路から見ているだけでは段々中の様子が伺い知れなくなってきていたのでとても楽しみにしていました。

1階の玄関を入って西側を見たところ。
手前がリビングで奥がダイニングキッチン。
リビングが思ったよりタイトかな。型枠が取り払われたらもう少し広く見えるだろうけど。
田中さんと窓から何が見えるかを確認しました。結構西側に隣接するアパートのベランダの物干しが見えてしまい、眺望としては今一つ。ロールスクリーンを下げていることが多くなってしまうかもしれません。プランターに木を植えて目隠しにするというのもあり得るかもしれません。
図面でどんな物が見えそうか、どのくらい明るくなりそうか、と言ったことは一応検討しているのですが、やはり実際に見てみるのとは感覚的に違って来ます。


キッチンのあたりから玄関方向を見たところ。
開口部がまだ型枠で隠されているのでやや暗いけれども、奥行きがあって良い感じ。
早く型枠が取り払われた状態を見てみたいです。


そして子世帯の玄関へ上る階段。
階段の段鼻までどうやってコンクリートを流し込むのか不思議だったので渡邊さんに質問したところ、上からの圧力とバイブレーターで先端まで流し込めるのだそう。ふむふむ。


中間検査

朝10時から中間検査。
10分前に現場に行ってみると、もう検査が開始していました。
渡邉さんと平川さんと田中さんが国際確認検査センターの検査員の方の対応をしていました。
まずはコンクリートの配合表や鉄筋の継ぎ手などを書類でチェック。
敷地と道路の境界線が守られているかなど、割と基本的なことも聞いたりするのですね。


そして現場を一通り見て回って、質問をしながらチェックシートを埋めていきます。
現場では、まだ型枠の残っている1階部分を素通りして配筋された状態の2階へ行き、配筋について幾つか質問をしていたようでした。
思ったよりシンプル。1時間もかからずに終わってしまいました。
しっかり必要書類を準備していたからでしょう。スバラシイ。


Sunday, May 13, 2012

階段ができている

昨晩、研究室の同窓会の席で田中さんに会い、是正箇所はあったものの配筋検査は無事終わりましたとの報告を受けました。月曜日に予定されている中間検査は是正工事が終わっていなくても、是正箇所を示した議事録を見せることでよいのだそうです。

今日は日曜日なので工事は無いのですが、今朝現場の前を通ると、1階のエントランスから子世帯の玄関へと上る階段の型枠ができていました。
まだ2階の壁ができていないから当然とは言え、南隣の建物が2階建てなので階段に光が降り注いでいてなかなかドラマチック。


2階の道路側の縁にも鉄筋が立ち上がっています。
早く上ってみたい。


Friday, May 11, 2012

2階天井の型枠割付と火災警報機



2階の床まで配筋ができてきて、さっそく2階天井の型枠の割付です。
田中さんから図面が送られてきて、電話で相談をしました。



コンクリートの天井に彫り込みを付けて露出タイプの火災警報機(下の写真の真ん中)を半埋込にする予定だったのですが、メーカーの人から、そのような設置の仕方では正常な動作を保証できないと言われてしまったとのこと。

仕方なく、一番左の埋込タイプを使うことになりました。

配筋工事が続く

今日も配筋工事。
2階のフロアに人がいて作業をしていると、道路との距離感が分かります。


明日の配筋検査に参加できないのが残念ですが、来週の月曜日には中に入れる予定。
とても楽しみです。

Thursday, May 10, 2012

鉄筋の搬入

配筋用の鉄筋が搬入されているのだと思います。


2階に搬入するからなのか、電線をよけるためなのか、何だかクレーンを使って大がかりなことになっています。


配筋検査は12日の午後の予定。結構タイトなスケジュールなのでは?

Monday, May 7, 2012

間違い探し

昨日は日曜日だったのに工事も行われていました。
前のポストの写真と比較すると、ちょっとだけ変わっています。
エントランスポーチの袖壁の部分の型枠を支える支保工が取り付けられています。


金槌の音が聞こえていたので、内部でも型枠を取り付ける作業が行われていたのだと思います。

そして夜の10時過ぎに現場の前を通ったら、地下室から光が漏れていました。

Sunday, May 6, 2012

土砂降りのゴールデンウィーク

今年のゴールデンウィークは土砂降りになったり、夏日になったり、狂ったような天気でした。
現場がストップする連休中に大量の雨が降ったので、その分これ以降の雨は減るのかな、なんて思ったりすると工程的にはラッキーだったようにも思います。

でもおかげで現場も水浸し。
6日は日曜日でしたが、職人さんが来て地下から溜まった水をポンプで汲み出していました。


青いチューブが排水用のもの。かなりの量が溜まっていたみたいです。



Tuesday, May 1, 2012

2階の床が見えてきた

昨日は後輩が現場を見に来ました。休日でしたが職人さんが仕事をしており、近づいて中を垣間見ることができました。

そして今朝、現場の前を通ると2階の床を支える型枠が出来上がっていました。
2階の子供室は道路に向かって大きく張り出しでいるのですが、それがよく分かります。


エントランスに近づいて見上げた所。
写真だと実際の大きさが分かりにくいですが、なかなかの迫力があります。


そして子世帯の玄関へ通じる階段を支える型枠もできつつあります。