openvisionで打合せをして、帰宅してから再び田中さんから電話。
1階から2階に上がる親世帯の階段の一番下の数段を、コンクリートの型枠を作るのが手間なので大工工事で木製の箱のようにして作るのはどうか、ということを施工サイドから提案を受けていていました。
今日の打合せでは僕としてはそれでも構わないと返事をしたのですが、田中さんが構造の長谷川さんと相談したところ、コンクリートで作った階段と木製の階段は踏み心地が違いますよと言われたとのこと。
最後の2,3段だけ踏み心地が違うのはやっぱりいやだなぁ、ということで先ほどの返事を翻して施工上やや面倒だとはいえコンクリートで作ってもらうことにしました。
先日の手摺りが揺れて安心感がないとか、階段の踏み心地とか、構造の方の意見は普段見過ごしているような身体的な感覚に敏感になるような意見が多くて、とても勉強になるというか目から鱗が落ちるというか。
構造というと建築の中でも最もエンジニア色の強い分野のような気がするのですが、とても感覚的なことを大切にする分野でもあるのだなと改めて感心しました。
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