Monday, November 29, 2010

T先輩からのメール

概算見積を依頼する会社について、こちらから家族で相談した結果だれもよく分からないということだったので、僕がホームページを見た範囲での印象から佐藤秀ではなくTH-1が良いだろうという返事を送る。サイトのデザインが良かったのと、職人さんの写っている現場写真が公開されていて、仕事に誇りを持っているように感じられたからだ。
T先輩からメールの返事がくる。佐藤秀の営業の人と話をしたら、やはり会社が大きくて経費が嵩むので坪単価100万を切るのは難しいという話だったらしい。ま、先方から断って来たということだろう。まるで無理な話だし、こちらとしてもTH-1の方が好感を持ったので、TH-1で概算見積を出してもらうことにする。
そして、T先輩がすでに市役所の建築審査課に行ってプランを見せて相談してきたとのこと。そしたら問題が発生したという事がメールに書かれている。
今回の住宅の設計は今のところ、一戸の住宅ではなく、共同住宅として設計することによって4階建てだけれども階段室を防火区画としなくてもすむようにという形で進んでいるのだが、役所の人がプランを見て、エレベーターの扉一枚でお互いの住居に行かれてしまうのでは、一住戸としてみなさざるをえないという見解を述べたのだ。
そうなると4階建ての耐火建築になるので階段室が防火扉で区画されなくてはならなくなってしまい、フロアごとの空間のつながりが途切れてしまうことになる。各階にエレベーターホールを作って、なんとか共同住宅として見てもらえるように設計変更する必要があるとのことだった。
メールの文面ではよく分からないので月曜日に仕事場で打ち合わせをすることになる。

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