Thursday, August 2, 2012

現場での打合せ

夏に入って仕事の時間に融通が利くようになったので、いつもは参加できない定例打合せに参加しました。

内容的には先週田中さんの事務所での打合せの時に出たことが多かったように思います。感心したのは渡邊さんと平川さん、特に平川さんのメモを取るスピードの速さ。文字も早いけれども簡単な図を描くスピードはビックリするほど速い。こうやって建築の文字と絵の入り混じったメモを取るためには手描きの訓練が欠かせないなと思いました。

これは打合せテーブル。断熱材の上に合板を載せただけの即製テーブルと断熱材を重ねただけの椅子。意外と断熱材が固くてお尻が少し痛くなりました。我ながらヤワ。


打合せの終わりに地下も見に行きました。地下はもう配管関係が終わって、床の下地が張られていました。うっかり写真を撮るのを忘れてしまったのですが、だいぶ室内らしくなってきていました。

今日の打ち合わせでも話題になった3階テラスのカウンター。カウンターの下に室外機を設置するのですが、設備屋さんからスペースが足りないとの指摘があり、田中さんがメーカーに問い合わせて何とかなりそうだとの当たりを付けました。少しでもクレームのリスクを背負いたくない職人さんと、何とかキレイに納めたい意匠とのせめぎ合いのようです。


3階の室内では職人さんが昼食を食べていました。断熱材も張られて、風通しも良いのでそれなりに涼しく感じられました。こんな感じだったら夏の暑さもしのぎやすいかな。


トップライトの突出部分が見えています。この暑さで板金屋さんが体調を崩してしまって板金工事が少しずれ込んでいるとのこと。これだけ暑いと屋根の上で仕事をする職人さんは本当に過酷だろうなと思います。


2階のユニットバスの天井から垂れ下がる配線のケーブル。この部分は配線が集中しているのでものすごい数のケーブルが束ねられています。現代の住宅を成り立たせているのは、こういう完成すると目に見えなくなってしまう裏方の設備類なのだなと実感します。


ついに駅前広場の敷地に一件だけ残っていたお酒屋さんの解体が始まりました。着々と街並みが変わっていくのを見ていると行政の力って強大なものなのだなと感じます。



No comments:

Post a Comment